2022年11月25日発売の「ラジオライフ」2023年1月号掲載の記事、「鳥取県から届いた有害図書指定の理由がヤバ過ぎた」の全文をPDFで公開いたします(一部訂正・調整済)。
2022年10月号に「鳥取県に有害図書指定の理由を聞いてみた」といった記事を掲載後、鳥取県から具体的な指定理由が届いたのですが、指定したことを正当化するための「言いがかり」ともいえる内容だったことに、編集部・著者ともに大きなショックを受けました。
そこで、指定理由のすべてを明らかにするとともに、個別の指定理由に対しての見解をまとめました。
また、今回の有害図書の審査部会において、「審査対象となった書籍の購入記録」を鳥取県に開示請求しています。
そもそも何冊の書籍を、審査の俎上に載せたのかを知るためです。
そちらの資料も掲載しているので併せてご確認下さい。
書籍の選別手順から、議論の無い審査方法、後付の指定理由の作成に至るまで、果たして適正な対応だったといえるか、我々は非常に疑問視しています。
●要点
・9月8日に、鳥取県から具体的な指定理由が届いた
・その指定理由に対して個別に見解をまとめた
・審査対象として購入した書籍は計10冊だった
●掲載誌面からの訂正
・117ページ1段目12行目(2022年11月25日訂正)
誤(誌面):領収証書では19,752円を戻しているので
正(本PDF):領収証書では19,572円を戻しているので
・117ページ2段目8行目のカッコ内(2022年11月28日訂正)
誤(誌面):この時点では、当該3冊は他県から有害図書に指定されていなかったはずなので
正(本PDF):この時点で、当該3冊は他県から有害図書に指定されていた