この度、USTREAM動画チャンネルを実験的にスタートします。その名も三才ブックスの動画チャンネル「三ちゃんねる」! 第1回めのテスト配信は、消防無線とエアーバンドを極めるために製作した、ラジオライフ特製アンテナのレビューです。
感度比較など誌面ではその実力をなかなかお伝えすることができなかったポイントを、開発に携わった関口周波数帳編集長がMCとして担当。当日はタイムライン(ハッシュタグは「#san3ch」)による読者の皆さんからの疑問や質問にお答えします。初めての配信ということで、何が起きるかわかりません。いまからスタッフ一同あたふたしています。
受信をもっと楽しむために、消防無線とエアーバンドの専用アンテナをラジオライフが作りました。無線ショップの店頭では売っていない通販限定のオリジナルアンテナです。「いまの受信環境を改善して、もっとたくさんの無線を聞くために何をすればいいのか?」。答えは簡単です。電波の入り口であるアンテナを高感度のものに交換すれば、より遠くの電波をキャッチできるようになります。でも、アンテナを交換するにも無線ショップには実にたくさんのアンテナがあって、買うときに迷ってしますよね。
エアーバンドは人気があるため、専用アンテナが多数ラインナップされていています。一方で消防無線はその人気とは裏腹に種類が少ないのが現実です。消防無線で使われる周波数がアマチュア無線の144MHz帯に近いこともあり、それほど大差がないのではということなのでしょう。でも、消防無線の感度を追求したいのであれば、150MHz前後に感度のピークが来るように設計された専用アンテナがほしくなるのがマニアの信条というものです。というわけで、読者のみなさんの迷いや不満を解消することを目的に、「ないなら、作ってしまえ!」と、イキオイで製作したのがオリジナルアンテナ「RL-35雷神」と「RL-AIR twin」です。
RL-35雷神は消防無線が使っている150MHz帯と466MHz帯に感度のピークを持って来た、
消防無線の専用アンテナ。そして、RL-Air twinは旅客機が使うVHF帯と軍用機が使うUHF帯の両バンドを高感度で受信できるように延長式を採用したエアーバンド専用アンテナです。
ラジオライフの誌面で両アンテナを紹介してきましたが、動きのない誌面では伝え切れない部分があります。そこで今回、動画を使ってオリジナルアンテナと付属アンテナの性能の違いをお見せすることにしました。その違いをぜひご確認ください。