タイトル
トヨタの習慣
著 者
若松義人[監修]
定 価
1,222円(10%税込)
判 型
B5判 並製
ISBN
978-4-86199-699-3
発売日
2014/06/12
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[第1章]トヨタの「考え方」
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●トヨタ式の考え方ではお金は儲けるよりも使う方が難しい
●トヨタ式は注意されたら感謝の念を相手に伝える
●トヨタ式は法律だけでなく一段上のモラルも守る
●トヨタ式は仕事に明確な目標を定める
●トヨタ式は市場の向こうの生活からニーズを見出す
●トヨタ式は成功例を取捨選択して取り入れる
●「困らない状況」が「非常に困った状況」と考えるのがトヨタ式
●トヨタ式ではいつでも初心に帰れるように理念や志を持ち歩く
●トヨタ式では休日に汗をかき次の仕事の活力にする
●トヨタ式ではどんな仕事も誰かが見ていると考えて一所懸命に取り組む
●タテ・ヨコ・ナナメの人間関係を構築して知恵を生むのがトヨタ式
●トヨタ式で目指すのはヨコ持ちの専門家ではなくタテ持ちの多能工
●トヨタ式で目指すのはナンバーワンではなくオンリーワン!
●トヨタ式では20年先の将来を見て目標を立てる
●トヨタ式では2つ上の役職の立場から俯瞰的に物事を見る
●トヨタ式では自分の能力が六角形の人財育成表で客観的に把握できる
●トヨタ式では能力アップにも期日を設けて仕事に取り組む
●トヨタ式では目標をベンチマークで具体化する
●トヨタ式の考え方では創意工夫は科学である
●トヨタ式は好調なときも仕事のやり方を見直し将来に備える
●トヨタ式は問題の解決策を36目の六角形で考える
●トヨタ式なら星取り表でスキルが客観的にわかる
●トヨタ式は星取り表でチーム個々人の能力を把握することができる
●トヨタ式では問題の原因を徹底的に究明する
●トヨタ式では職場に知恵を出しに行くと考える
●変えないことや変わらないことはトヨタ式では悪と考える
●トヨタ式ではパートナーを選ぶものではなく育てるものと考える
●トヨタ式では失敗を不運ではなく人災と考える
●トヨタ式では価格を自分が決めるのではなくお客さまが決める
●トヨタ式の「きく」は聞く、聴く、訊くの3つ
●トヨタ式は異論がなければ自分で異論を作る
●トヨタ式では志や理念を会社と共有することで仕事に積極的に参加する
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[第2章]トヨタの「カイゼン」
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●トヨタ式の「仕事」とは付加価値をつけるもの
●トヨタ式のアイディアは不可能な目標から生み出す
●トヨタ式のアイディアは白紙にしてから生み出す
●トヨタ式では疑問を「現地・現物」で考える
●トヨタ式はデータを信用しすぎない
●トヨタ式で推し進めるのは改良ではなくカイゼン
●トヨタ式の効率化は単位を変えて考える
●トヨタ式は計画よりも即座の行動を重視する
●トヨタ式は視える化でカイゼン部分を明確化
●カイゼンを続けていく秘訣は楽しむことと考えるのがトヨタ式
●トヨタ式はカイゼンが決まったらすぐにカイゼン提案書を作る
●カイゼン提案書を上司が評価することで成功率を高めるのがトヨタ式
●トヨタ式はカイゼン結果をカイゼンマップで明示する
●トヨタ式のカイゼンでは自分を優先するのではなくお客さまを優先に考える
●トヨタ式では成功体験の共有にカイゼンニュースを利用
●カイゼンを楽しくするため発表会で公表するのがトヨタ式のやり方
●成功したら終わりではなくカイゼンし続けることが重要と考えるのがトヨタ式
●トヨタ式カイゼンの継続の原動力は危機感
●トヨタ式は言い訳の前にカイゼン方法を考える
●問題の表面的な解決ではなく根絶を目指すのがトヨタ式
●トヨタ式はムダ探しにまず8つのムダを指摘する
●トヨタ式のカイゼンには成功を導く上司の心得がある
●トヨタ式では最初に上司が自らを苦況に置く
●トヨタ式のカイゼンは結果の出ない頑張りを気持ちのムダと考える
●トヨタ式はカイゼン結果の率だけでなく実数も見る
●トヨタ式はムダの原因をムラとムリだと考える
●情報の流れをよくしてムダをなくすのがトヨタ式
●トヨタ式ではやりすぎがもっともいけないムダ
●トヨタ式は過去の成功体験をカイゼンの障害と考える
●トヨタ式は固定客でもつねにニーズを探る
●トヨタ式のカイゼンは算術ではなく忍術で行う
●手段を変えないガンコと目的を変えない徹底的を区別するのがトヨタ式
●トヨタ式のカイゼンは危機感を持つことによって大きな変化を恐れない
●トヨタ式は朝決めた規則を昼には改めることもある
●トヨタ式はどんなときも万が一のときに備える
●トヨタ式はカイゼンをあくまでも手段と考える
●トヨタ式は不況時より好況時にカイゼンする
●トヨタ式はカイゼン目標を一個単位で具体的に考える
●トヨタ式はカイゼンを作業面だけではなく意識面からも進める
●トヨタ式では企業の力を資金+知恵で測る
●トヨタ式はカイゼンのため過去を否定せずに肯定する
●トヨタ式はクレームをチャンスだと考える
●トヨタ式は目標に対して長期的なビジョンを持つ
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[第3章]トヨタの「片づけ」
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●トヨタ式は問題の構造を視える化であぶり出す
●トヨタ式は仕事のムダを時間を計って見つけ出す
●トヨタ式はよい報告よりも悪い報告を先に行う
●トヨタ式の視える化は5Sの徹底から始まる
●トヨタ式では整列を整理・整頓と区別する
●トヨタ式ではルールをつねに見えるようにする
●トヨタ式の5Sではモノの5Sだけでなく心の5Sも重視する
●トヨタ式では頭の5Sを思考の整理に活用する
●トヨタ式は3つの5Sを仕事の土台としてスキルアップする
●トヨタ式では掃除を仕事の一部と考える
●トヨタ式では効率のためデスクをキレイにする
●トヨタ式のパソコンはフォルダを活用してデスクトップも整理・整頓
●トヨタ式は片づけの最初に不要物追放作戦を実行する
●トヨタ式では要不要の明確なルールを作る
●トヨタ式はタクトタイムで作業に必要な時間を計る
●トヨタ式の片づけではモノを3つに分類する
●トヨタ式は不要なモノに赤札を貼って処分する
●トヨタ式は少しずつ片づけてやる気を引き出していく
●トヨタ式は本の整理で本棚マップを作成する
●トヨタ式は再発防止のため失敗を自らさらけ出す
●トヨタ式はクレームにクレーム報告書を作り視える化する
●トヨタ式では仕事全体を流れで考えることで全体最適を目指す
●トヨタ式では万事に5回のなぜを実施する
●トヨタ式は効率化のため仕事に優先順位をつける
●企画書はA3用紙1枚で簡潔に伝えるのがトヨタ式
●トヨタ式では「なぜ?」を何回も繰り返すことがある
●トヨタ式は成功したときも5回の「なぜ?」で要因を探す
●トヨタ式では普段から「なぜ?」を習慣化する
●トヨタ式は各人の予定をホワイトボードで管理し情報を共有する
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[第4章]トヨタの「仕組み」
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●トヨタ式はOJTではなく標準作業で仕事を教える
●トヨタ式では納期よりも早すぎるのもムダと考える
●トヨタ式では万一に備え非常口をつねに管理する
●トヨタ式の標準作業は7つのメリットで仕事を効率化する
●トヨタ式の標準作業は現場で生み出される
●トヨタ式は作業を3つに分けてムダを洗い出す
●トヨタ式の標準作業は「時間」「手順」「量」の3つの要素で考える
●トヨタ式は標準作業表で各工程の作業時間を調査
●トヨタ式は標準作業表で引き継ぎもラクラク行える
●トヨタ式は標準作業を「ヨコテン」して広める
●トヨタ式では仕事の山と谷をならしてムラをなくしていく
●トヨタ式ではムラ撲滅のため4つの要素で平準化を考える
●トヨタ式では平準化を種類・量・時間で行う
●トヨタ式は仕事の負担を山崩しと壁壊しで調整し軽減・分散させる
●カタチだけでは無意味と考え人間を尊重するのがトヨタ式
●トヨタ式は製品ではなく商品作りを目指す
●トヨタ式では情報をモノの流れとは逆に後工程からもらう
●トヨタ式のカンバンは原因究明の道具にもなる
●トヨタ式はカンバンで作業の流れを視える化する
●トヨタ式は心の平準化で気持ちに余裕を持たせる
●トヨタ式はモノの管理に先入れ先出しを徹底する
●トヨタ式はモノの置き場をひとつに決めておく
●トヨタ式では備品に発注点を決めておく
●トヨタ式では仕事のムダを8つのキーワードで探す
●トヨタ式では不要な名刺をすぐに捨てて整理する
●トヨタ式ではミスを防ぐためメールもこまめに整理する
●トヨタ式ではモノを置くとき使用頻度も考えに入れる
●トヨタ式ではモノを置くとき人の動きをも考える
●トヨタ式ではムダなモノを減らすためモノを共有する
●トヨタ式はモノの置き場所を線を引いてハッキリさせる
●トヨタ式の片づけ方はつねにやり方を変えていく
●トヨタ式は担当者を決めてモノに対する責任を明確にして片づける
●トヨタ式はコストより質と安全を重視する
●トヨタ式の片づけではキレイの基準を作る
●トヨタ式は効率化のため掃除用具にお金をかける
●トヨタ式の上司は命令するのではなく説得力で部下を動かす
●トヨタ式では言葉以外にもさまざまな方法で説明する
●トヨタ式は失敗しても部下を責めずに原因を探す
●トヨタ式の組織ではトップが真っ先に変わる
●トヨタ式では部下に任せすぎず指示しすぎず
●トヨタ式は部下に対し評価ではなく理解を与える
●トヨタ式が目指すのは人と機械の調和
●トヨタ式は需要ではなく必要数を厳重に捉えてムダを作らない
●トヨタ式は省人化ではなく少人化でコストカットする
●トヨタ式は企業の強さを人間同士の結びつきで決まると考える
●トヨタ式では古くさくても知恵のついた機械を使う
●トヨタ式は稼働率ではなく可動率100%を目指す
●トヨタ式は一律ではなく平均で目標を立てる
●非効率な仕事の上司を認めないのがトヨタ式
●トヨタ式は異常があったらすぐに対応できるようあんどんを活用する
●トヨタ式は工夫して職人が不要な環境にする
●トヨタ式は採算だけでなく確固たる使命を持って働く
●トヨタ式はあえて優秀な人財を異動させ組織を強くする
●トヨタ式は働く人たちの物理的な距離を近づけチームワークを強固にする
●複数のアイディアが出たらどちらもやるのがトヨタ式
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[第4章]トヨタの「知恵」
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●トヨタ式で重視するのは知識や技能よりも知恵
●トヨタ式はオフィスではなく現場で知恵を生み出す
●トヨタ式では常識を疑って画期的な知恵を生み出す
●旺盛なフットワークを重視するのがトヨタ式
●トヨタ式は能力の土台、人間力を身につけるため目標の設定を大切にする
●トヨタ式は柔軟な発想で最適なルートを探し出す
●トヨタ式のコストカットは1割カットではなく5割カットを目指す
●トヨタ式は一覧表で自分の業務中の動作を「動き」と「働き」に分ける
●本来不必要な作業なら「働き」とは認めないのがトヨタ式の考え方
●トヨタ式は仕事のなかで体力も重視する
●トヨタ式はいつでも危機感を持って努力を続ける
●トヨタ式はウソ厳禁で正直を美徳とする
●トヨタ式では機械を自動化ではなく自働化する
●トヨタ式では人の知恵を無限大と考える
●トヨタ式は問題に対し外部の評論家ではなく当事者の立場で考える
●トヨタ式のカイゼンは相手に迷惑をかけているものから着手する
●忙しいのを自慢するのは恥と考えるのがトヨタ式
●トヨタ式のノルマは達成がゴールではなく達成がスタートライン
●トヨタ式は上司と議論はするが口論はしない
●トヨタ式では話し上手より聞き上手を目指す
●トヨタ式では残業の末のタクシー代をムダと考える
●トヨタ式は仕事を先に延ばさずやり仕舞いを徹底する
●トヨタ式はひとりで考えず衆知を活用して考える
●トヨタ式は予算を削り知恵を生み出させる
●トヨタ式は自分だけではなく関係者の仕事も効率化させる
●トヨタ式の目標達成にはリーダーの役割が重要
●トヨタ式なら自分ができないことではなくできることを人に頼む
●トヨタ式は当たり前を徹底的にやり続ける
●トヨタ式ではダメもとでもまずはやってみる
●トヨタ式はあらゆるモノに問題意識を持つ
●トヨタ式は効率のため公私の区別をつける
●トヨタ式では仕事に優先順位をつけ余力を持っておく
●トヨタ式の相手への要求は自分の責務を果たしてから
●トヨタ式は物事の変化を「知覚」する
●データの集計結果だけでなく個別数値も見るのがトヨタ式
●トヨタ式の「わかりました」は「すぐにやります」という意味
●ヒマな人より忙しい人に仕事を頼むのがトヨタ式
●トヨタ式は前工程を「神さま」後工程を「お客さま」と考える
●トヨタ式では慣れを停滞の要因として新たな環境に挑む
●トヨタ式は在庫になるなら工場の機械をストップする
●トヨタ式は難しい言葉より簡単な言葉を使う
●トヨタ式が目指すのは仕事に育てられる人間
●トヨタ式では関係各所の情報共有が生命線
●トヨタ式のやり方は終わりなく変え続ける
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[監修]
若松義人(わかまつ・よしひと)
1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業入社後、原価・購買・生産部門で、大野耐一氏の下、トヨタ生産方式(トヨタ式)の実施・改善・普及に努める。84年以降には農業機器メーカー、住宅メーカーなどでもトヨタ式の普及に尽力。91年には韓国大宇自動車顧問に就任。92年にトヨタ式の普及を目的としてカルマンを設立し、代表を務める。また、中国西安交通大学の客員教授でもある。おもな著書に、『トヨタ式人間力』『トヨタ式人づくり、モノづくり』(ダイヤモンド社)、『トヨタ流自己改善力-「知恵」に限界はない!』(経済界)、『世界ナンバーワン「トヨタ式」実践ノート』(監修・宝島社)などがある。
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