タイトル
世界でいちばん素敵な数学の教室
著 者
[監修]永野裕之
定 価
1,650円(10%税込)
判 型
A5判 並製
ISBN
978-4-86673-322-7
発売日
2022/07/05
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「世界でいちばん素敵な教室」シリーズ第35弾!
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よく「数学は美しい」と言われます。ただ、数学があまり得意でない方からすると、「美しい」という形容詞は数学にはそぐわないように思われるかもしれません。数学という教科に対して、嫌々やらされていたという印象をお持ちの方も少なくないでしょう。
しかし、古代ギリシャの時代からあまたの天才達が人生を賭してまでこの学問に取り組んできたのは、決して誰かに強制されたからではありません。数学の持つ美しさに魅了されたからこそ、数学の虜になり、その最高の頭脳を捧げることができたのです。
「世界でいちばん素敵な」と題された本書は、そんな数学の美しさ、楽しさ、興味深さを、難しいことは一切抜きにして、できる限り直観的に感じていただけるように作られています。
(本書「はじめに」より)
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計算が苦手な人でも大丈夫!
身の回りにある「数」「図形」「数式」の不思議に迫ります。
[本書のおもな内容]
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★数学は何の役に立つの?
★そもそも「数」ってどうやって生まれたの?
★1 時間が60 分なのは、どうして?
★古代では、どんな「数字」が使われていたの?
★「ゼロ」という概念も古代からあったの?
★「素数」って、なに?
★素数のほかにはどんな、数のグループがあるの?
★ハチの巣は、どうして六角形なの?
★どうして暦には「12」がよく使われるの?
★自然数についておもしろい話をもっと教えて!
★不思議なネーミングの数を教えて!
★「四則演算」の記号がはじめて使われたのは、いつ頃?
★「数学」を学問としてはじめたのは、だれ?
★なぜ算数の授業で「図形」を学ぶの?
★どうして「円周率」を求めようと思ったの?
★数学の手法が使われている素敵な建物を教えて!
★雪の結晶が人工的な図形に見えるのは、どうして?
★図形を使った遊びを教えて!
★「数式」って、なに?
★「関数」って、なに?
★「微分」「積分」をかんたんにいうと?
★「確率」という概念は、どうして生まれたの?
★数学で習う「集合」って、なに?
★日本にある桜の木の数って計算で求められる?
★「次元」も、数学と関係があるの?
★「九九」は、世界共通なの?
★昔の日本では、学校でどんな数学を教えていたの?
★占いの「数秘術」は、数学と関係あるの?
★数学に関係がある芸術ってある?
★コンピュータはどんな信号を識別しているの?
★「無限」も、数なの?
★有名な数学者を1人あげるとしたら、だれ?
★数学者になるためには、専門の教育が必要?
★いまだに証明されていない数学の難問を教えて!
[監修]永野裕之 (ながの・ひろゆき)
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1974年東京生まれ。暁星高等学校を経て東京大学理学部地球惑星物理学科卒。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退。高校時代には広中平祐氏主催の「数理の翼セミナー」に東京都代表として参加。レストラン(オーベルジュ)経営、ウィーン国立音大(指揮科)への留学を経て、現在はオンライン個別指導塾・永野数学塾(大人の数学塾)の塾長を務める。これまでにNHK、TOKYO FM、日本経済新聞、プレジデント、プレジデントファミリーほか、テレビ・ビジネス誌などから多数の取材を受け、週刊東洋経済では「数学に強い塾」として全国3校掲載の1つに選ばれた。NHK(Eテレ)「テストの花道」出演。朝日中高生新聞で『マスマスわかる数楽塾』を連載(2016-2018年)。朝日小学生新聞で『マスマス好きになる算数』連載(2019-2020年)。『大人のための数学勉強法』(ダイヤモンド社)、『中学生からの数学「超」入門』(筑摩書房)、『ふたたびの確率・統計』(すばる舎)等、これまでに上梓した著作は約20冊以上。最新作は『教養としての「数学Ⅰ・A」』(NHK出版)。プロの指揮者でもある(元東邦音楽大学講師)。2女の父。
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