新島八重～明治維新を駆け抜けた才女～

2013年NHK大河ドラマ『八重の桜』の主人公・新島八重の生涯を追う歴史ガイドブック。
激動の時代を生き抜いた八重の足跡を、豊富な写真資料とともに紐解く。

■巻頭特集
八重を知るための４つのキーワード
肖像写真で辿る八重の生涯
『八重の桜』脚本家・山本むつみインタビュー
映画ドラマで描かれた八重

■第一章～会津時代～
会津の砲術一家に誕生したお転婆娘
川崎尚之助との結婚と会津に迫る戦火
FOCUS　戊辰戦争完全ガイド
東北の玄関口で勃発した会津戦争
鶴ヶ城籠城戦で砲術の才を発揮
夫との別れと新天地への旅立ち

特別寄稿
福本武久「八重と蘇峰―反目から和解へー」

■第二章～京都時代～
兄・覚馬との京都での再会
英語とキリスト教に目覚める
新島襄の出会いと再婚
同志社大学ができるまで
時代の先駆者だった新島襄・八重夫妻
女子教育発展のために尽力する
夫や肉親との相次ぐ別れ
篤志看護婦として戦地におもむく
茶道三昧で過ごした晩年

■第三章～時代の足跡辿る～
近代日本をつくり上げた偉人たち
政治／経済／教育・思想
八重ゆかりの地を巡る～会津～
八重ゆかりの地を巡る～京都～

監修：福本武久（作家）
1942年京都府京都市に生まれる。同志社大学法学部卒業後、大阪文学学校に遊びを学んだのをきっかけに小説を書き始める。1978年、『電車ごっこ停戦』で第14回太宰治賞を受賞。近著に『新島襄の青春』（筑摩書房）、『新島八重 おんなの戦い』（角川書店）、『新島襄と八重 同志の絆』（原書房）などがある。