年末の12月25日発売のラジオライフ2月号恒例の付録が
『ラジオライフ手帳』。
1983年から続く伝統の付録です。
現在は400ページ以上のボリュームがあり、
周波数がギッシリ詰まった手軽な無線のデータベースとして、
多くの読者さんに活用されています。
ポケットサイズで持ち運びに便利なのですが、
私のような老眼を発症した世代には、
正直言って文字が小さいです。
読者さんからも、そのような声が寄せられていますし、
私の場合、うす暗い車内で周波数をチェックする際は、
かなり苦労しています。
かといって、文字を大きくするとページ数は増える一方で、
コストアップ&手帳としての携帯性を損なってしまいます。
既に厚すぎるとの声も聞きますが…。
ならば、新規に周波数のデータブック、
それも『周波数帳』のように持ち運べないほど重たくないが、
大きなサイズの本を出版すればいいのでは、
という思いで作ったのが『周波数手帳ワイド』です。
手帳なのにワイドという、なんだかよくわからない書名ですが、
これは前作が『ラジオライフ手帳ワイド』と、
そのものズバリの名称だったからです。
本家の『周波数帳』の出版予定がなく、
『周波数帳』のジャンル編の掲載方法を同じことから、
今年から『周波数手帳ワイド』という書名になりました。
『周波数帳』をご愛顧いただているOM諸氏には、
しっくりくる名前かと思います。
『周波数手帳ワイド』は『ラジオライフ』と同じ、
A5判なので、『ラジオライフ手帳』よりも大きいことが、
上記写真でお分かりいただけるでしょう。
ページをめくるとこれくらい文字の大きさが違います。
左が『周波数手帳ワイド』、右が『ラジオライフ手帳』
劇的に大きな文字ではありませんが、
その見え方はかなり違います。
これで読みにくいというストレスからは解放されますね。
文字の大きさだけではなく、
デジタル化された消防無線にも注目です。
『ラジオライフ』の誌面にも掲載していますが、
デジタル活動波やアナログの署活系が次々に判明しています。
それらを掲載しているので『ラジオライフ手帳2017』の
アップデート版ともいえる内容に。
そのほか、『ラジオライフ手帳2017』では掲載していない
ジャンルを掲載しています。
もう一つの注目ジャンルがエアーバンド。
周波数を見直したことで、かなりの修正がはいっています。
地味ですが注目してほしいジャンルです。
定価は1,080円で400ページ弱にボリュームです。
(編集部/関口岳彦)