iPhoneを持つようになってから、音楽やラジオを聞くスタイルがすっかり変わりました。すべてがこの1台で済むのは、ホント便利です。
自宅でもそのままiPhoneでradikoを聞いたりしていると、欲しくなるのがスピーカー。とはいえ、いちいちケーブルでつなげたり、大き過ぎたりするとスマホを使うことの「手軽さ」が失われてしまうわけで…。
そこでチョイスしたのが、クリプシュの「GIG」(フロンティアファクトリー)。ラジオライフ2014年4月号の第2特集「オーディオ環境改善テク」でも取り上げていた、Bluetooth対応スピーカーです。
クリプシュGIG
実勢価格:20,790円
スピーカー:5Wフルレンジ×2基
エンクロージャー:パッシブラジエーター型
周波数特性:77Hz~20kHz
最大出力:96dB(近距離0.5m)
電源:100V、リチウムイオンバッテリー内蔵(最大12時間)
サイズ/重さ:178W×91H×53Dmm/600g
最大の魅力は、片手で持てるサイズで、横置きでも縦置きでも使えるという洒落たデザインでしょうか。コの字型のカバーが装着してあり、横置きの時は本体のカバーになって、縦置きの時はスタンドになるという仕組み。スペースに合わせて、設置可能というデキル奴です。
ペアリングも簡単でした。カバーをずらした場所にある電源/Bluetoothボタンを5秒間スライドさせた後、iPhoneの「設定」でBluetoothをオンにし、「Klipsch GiG」を選べば接続完了です。
電源/Bluetoothボタンは、カバーをずらしたところにある(他にライン端子と充電端子も)。5秒間スライドさせてから、iPhoneの場合は「設定」→「Bluetooth」をタップしてオン。デバイス欄に表示された「Klipsch GiG」を選択する
ボリューム調節や再生/停止は、GIG本体上面(縦置きの場合は左下)のコントロールリングでも行える。アナログな方が微妙な音量の調節はしやすい
ということで早速、radikoを聞いてみました。率直な感想としては、トーク番組は快適そのものです。男性の声も女性の声も、音の輪郭が明確で聞き取りやすい! 低音と高音のバランスがよく、長時間聞いても疲れなそうな音質でした。重低音を求めるような音楽でなければ、かなり幅広いジャンルで満足できそうな気がします。
バッテリー内蔵なので、これからの季節は花見にもいいかも!(編集部/小野)