11月も終わりになり、東京もぐっと肌寒くなりました。
そろそろ防寒や暖房を考える時期です。
ということで、今月号では「オトコの防寒対策テクニック」を第2特集で紹介。
防寒グッズやカイロ対決、格安インナー対決などこれから迫る冬に向けて予防策をいろいろ試しました。
ユニクロやイオンなどさまざまな企業が発熱インナーを販売していますが、実際どこのインナーが1番あったかいのか気になるところです。
その気になる結果は…本誌をご覧下さい。
そして、2014年2月に山梨県を襲った豪雪も記憶に新しいところですが昨今は自然災害が多発しています。先日も長野で震度6弱の大きな地震が発生しました。真冬に災害に見舞われると寒さも相まってしまいます。
そこで生き延びるためのサバイバル術もこの特集内で紹介しました。
もしも真冬に大震災が発生し交通機関が止まってしまったら、しばらく外で延命しなければなりません。
そうなった時にまず、何より大切なのが火です。どのような状況下でも火を起こして焚き火ができれば暖を取り、料理や水のろ過も出来ます。
火の起こし方は10月号の「防災サバイバル大事典」特集でやりましたが、起こした火をより大きくするには焚き火が必要です。
以下に焚き火の方法を記しますが、知っておくと便利ですよ。
まず、何もない状況で効率よく火を大きくするには松の枝や皮、ススキの穂などを探しましょう。
ほぐした松の皮とススキの穂で点火しやすい火口を作り、それを種火に枯れ葉や新聞紙などの焚きつけ材に火を移します。燃料として松ぼっくりを火に入れれば、松の油が火を持続してくれます。さらに太い枝や木を投入し、火が移れば成功です。
火はいきなり大きくなるものではなく、ゆっくり育てないといけないんですね。
あと、焚き火は心を落ち着かせるのにもいいようです。
ノルウェーのテレビでは12時間も焚き火の映像を流すだけの番組があるらしく、それが視聴率20%も取っているとか。
というわけで今冬は本誌を参考にぜひ、焚き火にトライしてみて下さい。
ただし、近隣に迷惑のかからないようにお願いします。
(編集部/菅原)