日本国内の周波数情報をまとめてきたラジオライフの「周波数帳」。
2013年に発売した『周波数帳2014-2015』は、
1,700ページを超え、厚さ65㎜になってしまいました。
これも30年以上にわたり、
周波数の情報を提供していただいた読者のみなさんのおかげです。
ありがとうございます。
ただ、「周波数帳」はあまりにも大きくなりすぎて、製造コストが増加。
CD-ROMデータを付けたこともあり、
4,000円を超える本になってしまったことから、
今後の出版は難しいと思います。
みなさんからの周波数データは、現在、スマホアプリに引き継がれています。
とはいえ、やはり本で見た方が分かりやすいことも多く、
私は紙の「周波数帳」を今でも愛用しています。
同じように考えている読者さんも多いと思い、受信ジャンル別の周波数データをまとめたのが
「周波数手帳ワイド2018-2019」です。
分かりやすくいえば「周波数帳」のジャンル編を切り出したものになります。
そしてなにより、2月号恒例の「ラジオライフ手帳」よりも大きな文字で見やすいというのが売りです。
手帳よりもワイドなので「周波数手帳ワイド」というわけです。
2016年の消防無線デジタル化から消防無線はデジタル波を掲載。
聞ける聞けないは別にして、周波数を把握しておくことは大事です。
そして2018年はデジタル対応のハンディ受信機
アイコムの「IC-R30」とエーオーアールの「AR-DV10」が発売に。
特にAR-DV10では聞けるデジタル波も多いで、そのあたりの周波数をこっそりと入れています。
今回から追加されたジャンルに注目です。
前年度版よりも増ページしています。
書店でお手にとって見て下さい
編集部/関口岳彦