編集部のお膝元、アキバの万世橋警察で覆面PCのキザシを見かけることがなくなった。
そんなある日のこと、アキバヨドバシの前でキザシを発見。
遠くからもある種の臭いがするクルマだ。
赤色灯が載っていなくても、すぐに覆面PCだと分かる存在感。
だって、スズキのキザシって一般人が乗っているクルマじゃなくて、
刑事しか乗っていないクルマになってしまったから。
不人気車というか希少車を大量導入してしまう悲劇。
すぐに覆面PCだって分かっちゃう。
それにしても1年前に「パトカーマニアックス8」で
キザシの覆面PC化を予測していた大井松田吾郎師匠はスゴイ。
PCの写真もキレイですごいけど、PCに対する研究もスゴイんだな。
それはともかくキザシのバレバレ感はアリオン以上な気がする。
そう10数年前に起こったキャバリエ現象の再来だね。
で、このキザシには刑事が1名乗車していたが、
なにやらうつむいて作業中だったのでじっくりと拝見。
リア周りを見ると
アンテナがない。
覆面PCの代名詞だったTLはもちろん、TA擬装型がないのは時代の流れだが、
大井松田吾郎師匠のいうチョンマゲアンテナもない。
アンテナはリアウインドウの中だろうね。
こういった隠す行為は得意になったが、
根本的に車種選びが間違っているという警察役人と現場のギャップが楽しいね。
(編集部/関口岳彦)