2月3日の節分。春の日差しのような陽気のなかを単車で移動。
ここまで暖かいと単車の運転もスムーズ。
車載のFTM-10Sからは消防無線もガンガン聞こえてくる。
アンテナを第一電波工業のモービルホイップAZ506FXにしているため、
デジタル化している千葉消防だって山手線内で入感してくる。
アンテナ交換の効果を実感できる瞬間だ。
といってもデジタル波が聞こえるわけではなく、
聞こえてくるのはパラレル送信されている出場指令のみだが…。
信号待ちで消防無線をワッチしていたら、ゼロクラではない黒白PCが左折してきた。
その見慣れぬシルエットは新型のレガシイPC。
ここで出会うとはラッキーなり。
観察のため、レガシイPCへ接近して真後ろに付く。
大井松田吾郎師匠の教え通りにリアビューを観察。
すぐに「写真を撮りたい」という衝動に駆られるが、乗っているのは単車。
カバンからカメラを取り出して、グローブを外してからの撮影となるので、
事は簡単にはいかない。
この手間がクルマ乗車時とは決定的な差が出る単車の欠点だ。
「よし、前に出て、待ち伏せして撮ろう」と決意。
今度は単車の利点をフル活用して単車を前へ前へと出していく。
道路が混雑しているので、レガシイPCとの距離が開く。
警察署の管轄の関係から、レガシイPCが曲がる交差点を推測して前へ出る。
頃合いを見計らって単車を止め、カメラを用意して、レガシイPCを待つ。
待つこと数十秒、眼前に迫るレガシイPCをカメラに収めた。
ちょっと逆光ぎみだが…。
ここ数週間で警視庁管内には相当数のレガシイPCが納車されているようだ。
200系クラウンのときと違って、目撃報告がとても多い。
みなさんも地元でレガシイPCを撮影して、ラジオライフまで送ってほしい。
全国のパトカーマニアの力作を拝見したい!
(編集部/関口岳彦)