いきなりゴチャゴチャした写真。
これは我がバイクに搭載したモービル機、FTM-10S。
6月25日発売のラジオライフ2014年8月号の受信特集は「モービル機」。
昨年から今年にかけてアイコム、ケンウッド、ヤエスの3メーカーが、
GPS搭載の新時代モービル機を投入して、モービル界が久しぶりに活気づいている。
特にアイコムのID-5100は録音機能はもちろんだが、D-STAR機としての評価が高い。
ヤエスのFTM-400Dもタッチパネルの採用など意欲的だ。
FTM-350Aを短命で絶版にしてまで、新製品を投入してきたヤエスのデジタル通信に対する意気込みを感じる。
スタートしたWiRES Xとどのように連携していくかがカギになりそう。
ケンウッドのTM-D710Gは正直マイチェン版なので、旧世代の色合いが濃いモデル。
ただ、APRSとの親和性はピカイチ。
APRSを楽しむならケンウッドしかない。
で、アルインコ。どうしちゃってるのか!
DR-620のリコール問題で新作どころじゃないのが実情だろう。
これにめげず、アルインコには独自デジタルシステムなどいい意味で唯我独尊を貫いてほしい。
アルインコはハンディ無線機でも独自路線を歩んでいる。
でも、前世紀のDJ-V5以来、5W小型ハンディ機がない。
DJ-G7ではちょと大きいと思う。
1200メガはいらないから、VX-8Dのライバル機となるような多機能2バンド機がほしいな。
アルインコ様、期待しています。
で、本題。
今、モービル機が熱いってことで、次号のラジオライフは久しぶりの「モービル機」特集。
今回もいろいろなモービル機を見てきたが、モービル機をかっこよく、
それも実用的なレベルでクルマに設置するのって難しい。
みなさんいろいろ苦労している。
フロントパネルの設置方法は10年前のノウハウがまったく使えない。
新時代のノウハウが必要ってことで、それを紹介している。
私のFT-8800もフロントパネルはセンターコンソールに置いてあるだけ。
使う時に手元に引っ張ってきて使う方式。
操作性は良好だけど視認性は悪い。
そしてそれ以上に設置が難しいのがバイクモービル。
とにかくスペースがない。
Webサイトで各オーナーのセッティングを見ているが、かっこよく決まっている例はほとんどない。
どれもこれも取って付けた感がまる出し。
自分も似たようなものなので、人のことはいえないけどね。
FTM-10Sを設置して6年。
そろそろフロントパネルの配置を見直す時期かも。
ちなみにFTM-10S自体は小型だが、ストレート型の端子を付けるため、
実際に占有するスペースが意外と大きい(上の写真)。
コレは要注意。本体の設置場所には自由度が少ないのだ。
こんなことはスペック表を見ているだけではわからないこと。
それと待機電流の多さ。2週間でセルが回らなくなることもあるとか。
その対策や設置のポイントなど、バイクモービルも取り上げている。
モービル機特集を組んだラジオライフ2014年8月号は6月25日発売。
心して待たれたし!