11月25日発売のラジオライフは2016年1月号となり、
新年号ということになる。
暦の上ではもう秋とか冬とかいうが、月号の上ではもう新年ってのも気が早い。
実質的な新年号はラジオライフ手帳でおなじみの2月号。
こちらは12月25日に発売される。
なんでこんなに月号が早いのかというと、
雑誌業界の因習なのだ。
要は本屋さんで見かけた時に、お客さんが「月号が早い=新しい感」を持ってもらうための姑息な手段。
これが延々と続いている。
人間は愚かで、月号を早めればいいと思うとエスカレートしていき、
数か月も早い月号が登場してしまい本屋さんも読者も混乱。
こんなばかげた事態に、やっとルールができて、1か月前の月号を名乗っていいことになった。
となると11月発売のラジオライフは12月号を名乗るべきなのだが、
これまた姑息なからくりがあって、2000年代のラジオライフを見てもらえばわかるが、
発売日が1日になっている。
本来12月1日に発売されるものを11月25日に売っちゃっているというカラクリだ。
12月1日発売なら1月号でもセーフだからだ。
こんなことはどうでもいいが、2016年1月号では防犯カメラの特集をしている。
なにかと物騒になる年末に向けての防犯対策だ。
新年号だけど特集の内容は年末向け。
各種防犯カメラの映像を比較できるので、その映りの違いを見くらべてほしい。
※同一条件下での実験中の風景
テレビ報道などで、容疑者が映った防犯カメラの映像が使われるが、けっこう粗い映像が多い。
これは防犯カメラの取り付け位置が悪いからだ。
防犯カメラにはキレイに映る距離があり、なんでもかんんでも映るわけではない。
その距離、つまり防犯カメラの性能を無視して取り付けるから粗い映像になる。
防犯カメラは適切に取り付けてこそ、本来の機能、証拠能力のある映像が撮れるのだ。
その違いを実感できる特集になっている。
裏を返せば、どこまで映っているのかが分かるということだ。
それと2016年1月号では東京ペディションのブース割りとイベントが紹介されている。
どのブース狙いを定めるのか作戦を練るのに必須だし、
毎年恒例の読者サービス、2016年1月号持参の方(1冊につき1名様限り)は、
30分の先行入場ができる。
一品ものばかりのフリーマーケットで30分のアドバンテージはでかいよ。
なので2016年1月号、11月25日発売をお楽しみに。
(編集部/関口岳彦)