「航空無線のすべて2018」というような受信の本を出版しておきながら、
ラジオライフ編集部は受信環境が極めて悪い。
強電界で受信できるのは付近を走るJRの列車無線。
アナログ時代は便利だったが、既にデジタル化。
受信はできても音声化はできない。
そこで聞こえる無線がエアーバンド。
しかし羽田空港まで距離があるため外部アンテナが必要。
当初はエアーバンドモービルの第一電波工業「D103」を使っていたが、
周囲をビルで囲まれているだけに感度がいまいち。
120MHz帯と300MHz帯をカバーするがここでは300MHz帯は不要。
そこで導入したのが200MHzまでカバーする第一電波工業「D303」。
VHF帯エアーバンドの一点狙いだ。
アンテナ交換の効果は絶大。
羽田空港の管制波がメリットよく受信できるようになった。
現在は編集部のある3階に上げているが、もっと高層階であればその威力は絶大だろう。
このアンテナを絡めた記事は、次号のラジオライフ2017年12月号に掲載する予定。
お楽しみに
(編集部/関口岳彦)