タイトル
世界でいちばん素敵な西洋美術の教室
著 者
[監修]永井龍之介(ながい・りゅうのすけ)
定 価
1,650円(10%税込)
判 型
A5判 並製
ISBN
978-4-86673-085-1
発売日
2018/10/04
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■フェルメール展
東京展 2018.10.5~2019.2.3 上野の森美術館
大阪展 2019.2.16~2019.5.12 大阪市立美術館
■ムンク展 -共鳴する魂の叫び
2018.10.27~2019.1.20 東京都美術館
■ルーベンス展 -バロックの誕生
2018.10.16~2019.1.20 国立西洋美術館
ギリシア美術からアール・ヌーヴォーまで
西洋美術の見方がみるみるわかる
『世界でいちばん素敵な教室』シリーズ第10弾!
ダ・ヴィンチ、フェルメール、ゴッホ、ルノワール、モネ……。これまでヨーロッパでは何人もの巨匠が登場し、数多くの名画を生み出してきました。日本でも有名画家の展覧会が開かれれば、押すな押すなの大行列。“人類の遺産”が間近でみられるのですから、心が踊り、胸がときめくのも当然でしょう。でも、絵画を始めとする西洋美術は簡単に理解できるものばかりではありません。歴史や技法、画家の来歴などを知らないとせっかくの名画が単なる1枚の紙切れになってしまうかも……。本書はあなたの好みの名画がより美しく、楽しく鑑賞できるようになる1冊です。(「はじめに」より)
[主な内容]
●古代ギリシアの彫刻はなぜ男性のヌードばかりなの?
●ローマの彫刻とギリシアの彫刻は、なぜ似ているの?
●キリスト教の影響で、美術はどう変わったの?
●教会建築のロマネスク様式とゴシック様式は、どこで見分けるの?
●中世には絵画のほかにどんな美術品があったの?
●国際ゴシックはなにが「国際」なの?
●ルネサンス前と以降の絵画は、どう違うの?
●女性の裸を描くことに問題はなかったの?
●天井画はどうやって描かれたの?
●イタリア出身のダ・ヴィンチの代表作が、なぜフランスにあるの?
●ダ・ヴィンチとミケランジェロの影響を受けたルネサンスの画家といえば?
●同じような構図の裸婦像がいくつもあるのはなぜ?
●『アルノルフィーニ夫妻』の2人はどうして正面から描かれていないの?
●画家はどんな偽物対策をしていたの?
●絵画には、鑑賞する以外にも楽しみ方があるの?
●『死の勝利』のような不吉な絵が描かれたのはなぜ?
●バロックの特徴を教えて。
●バロックでいちばん有名な画家は?
●『夜警』について教えて。
●青いターバンを巻いた少女はいったい誰?
●宮廷画家ってどんな絵を描いていたの?
●バロックの時代、フランスではどんな作品が描かれたの?
●プッサンの絵について教えて。
●ロココ美術ってなに?
●アルプス越えのナポレオンの肖像が何枚もあるのはなぜ?
●新古典主義を完成させたアングルってどんな人?
●ロマン主義のロマンってどんな意味?
●画家はどうやって収入を得ていたの?
●ルネサンスのラファエロとラファエル前派はどう関係があるの?
●裸の絵画を描いて怒られなかったの?
●印象派の「印象」ってなんの印象なの?
●印象派がはじめて目を向けた絵のテーマを教えて。
●ヨーロッパの人はどうやって浮世絵の存在を知ったの?
●ゴッホの絵は、なぜ印象派っぽくないの?
●魔性の女を描いた有名な画家は?
●ムンクの『叫び』はなにを叫んでいるの?
●サイズの大きな作品にはどのようなものがあるの?
[監修] 永井龍之介(ながい・りゅうのすけ)
1956年、東京生まれ。立教大学経済学部卒業後、上場企業勤務を経て、父三喜男が設立した永井画廊に入社。パリ留学後、19 9 6年に取締役に就任し、主に近現代絵画を扱う。現在は「公募―日本の絵画―」を主宰し、無名画家、若手画家の発掘、発信にも務める。また、テレビ「開運!なんでも鑑定団」やN HK B Sプレミアム「シリーズ巨匠たちの肖像:フランス19世紀末の天才画家たち ゴッホとゴーギャン、セザンヌ、ルソー」などに出演。国立西洋美術館をはじめ公立、私立美術館への納品実績も多く、軽井沢千住博美術館には企画段階から関わっている。
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