タイトル
ヌード絵画の美術史
著 者
---
定 価
1,540円(10%税込)
判 型
B5判
ISBN
978-4-86199-912-3
発売日
2016/09/15
購入する
至高の美を追い求めた美しき裸体表現の歴史をオールカラーで振り返るビジュアルムック!
古代ギリシア・ローマの時代からさまざまな形で生み出されてきたヌード美術。本書は膨大な数の名画とともに、それぞれの作品に秘められたテーマや歴史背景を読み解きます。ヌード絵画を通じて、至高の美の表現を追求した画家たちの挑戦を辿る美術案内です。
【特別付録】大判ポスターを封入!
『グランド・オダリスク』ドミニク・アングル
『ヴィーナスの誕生』アレクサンドル・カバネル
1章 官能絵画の8大巨匠
白い肌と裸体美を愛したフランス・アカデミズムの巨匠
【ウィリアム・アドルフ・ブグロー】
肉体美を追求し続けたフランス・アカデミズムの御大
【ドミニク・アングル】
自分の見たものしか描かない写実主義の大家
【ギュスターヴ・クールベ】
黄金のカンヴァスに恍惚の女性を描くエロスの画家
【グスタフ・クリムト】
自信と少女の「性」を克明に描き続けた永遠の子供
【エゴン・シーレ】
東方の女性に魅了されたアカデミーの歴史画家
【ジャン=レオン・ジェローム】
印象派の巨匠が追及した裸婦の表現
【ピエール=オギュスト・ルノワール】
後ろ向きのヌードにこだわった踊り子の画家
【エドガー・ドガ】
2章 愛と情熱を醸し出す美女の裸体
ヌード画の主役は、女神・聖女から現実の美女たちへ……
神話の世界から飛び出した官能美あふれる女神・妖精たち
【女神たちの媚態】
ユダヤ・キリスト教の経典「聖書」の物語を彩る貞淑なる女性たち
【聖女たちの裸体】
古典物語の登場人物を蘇らせた物語絵画の女性たち
【幻想の美女たち】
ヨーロッパの帝国主義時代がもたらしたエキゾチックな美女たちの裸体
【異国の女性たち】
大自然の陽光のもと、水面に輝く裸の女神たち
【水浴の美女たち】
ヴィーナスの図像から発展したヌード絵画の基本形
【横たわる裸婦】
神々に限られた性愛のクライマックスの描写に、庶民が登場するまで
【愛の交歓】
3章 多様な価値観を反映した官能の名画
芸術へと昇華した美しき同性間の性愛描写
画家を虜にし、時に崇拝の対象ともなった穢れなき少年・少女の肢体
「のぞきみ」願望を叶える計算された官能描写
体の一部への偏愛を感じさせる“フェティシズム”の官能
西洋における性の禁忌をカンヴァスに描いた名画群
男の欲望が渦巻く凌辱の名画
4章 ヌードの絵画史
官能性よりも宗教が優先されたヌード絵画の原初の姿
【古代(ギリシア・ローマ)、中世(ビザンティン・ロマネスク・ゴシック)】
芸術復興によって裸体表現が復活し、多様なヌード絵画が生まれる
【近世Ⅰ(ルネサンス・バロック・ロロコ)】
古代と東洋の融合がヌード絵画の絶頂時代をもたらす
【近世Ⅱ(新古典主義(アカデミズム)・写実主義・ロマン主義)】
固定観念を覆した新しい裸婦画のかたち
【近代Ⅰ(印象派・後期印象派)】
世紀末の気分が生んだ象徴的なヌード絵画たち
【近代Ⅱ(象徴主義・ラファエル前派・表現主義・エコール・ド・パリ)】
古代ギリシア・ローマの時代からさまざまな形で生み出されてきたヌード美術。本書は膨大な数の名画とともに、それぞれの作品に秘められたテーマや歴史背景を読み解きます。ヌード絵画を通じて、至高の美の表現を追求した画家たちの挑戦を辿る美術案内です。
【特別付録】大判ポスターを封入!
『グランド・オダリスク』ドミニク・アングル
『ヴィーナスの誕生』アレクサンドル・カバネル
1章 官能絵画の8大巨匠
白い肌と裸体美を愛したフランス・アカデミズムの巨匠
【ウィリアム・アドルフ・ブグロー】
肉体美を追求し続けたフランス・アカデミズムの御大
【ドミニク・アングル】
自分の見たものしか描かない写実主義の大家
【ギュスターヴ・クールベ】
黄金のカンヴァスに恍惚の女性を描くエロスの画家
【グスタフ・クリムト】
自信と少女の「性」を克明に描き続けた永遠の子供
【エゴン・シーレ】
東方の女性に魅了されたアカデミーの歴史画家
【ジャン=レオン・ジェローム】
印象派の巨匠が追及した裸婦の表現
【ピエール=オギュスト・ルノワール】
後ろ向きのヌードにこだわった踊り子の画家
【エドガー・ドガ】
2章 愛と情熱を醸し出す美女の裸体
ヌード画の主役は、女神・聖女から現実の美女たちへ……
神話の世界から飛び出した官能美あふれる女神・妖精たち
【女神たちの媚態】
ユダヤ・キリスト教の経典「聖書」の物語を彩る貞淑なる女性たち
【聖女たちの裸体】
古典物語の登場人物を蘇らせた物語絵画の女性たち
【幻想の美女たち】
ヨーロッパの帝国主義時代がもたらしたエキゾチックな美女たちの裸体
【異国の女性たち】
大自然の陽光のもと、水面に輝く裸の女神たち
【水浴の美女たち】
ヴィーナスの図像から発展したヌード絵画の基本形
【横たわる裸婦】
神々に限られた性愛のクライマックスの描写に、庶民が登場するまで
【愛の交歓】
3章 多様な価値観を反映した官能の名画
芸術へと昇華した美しき同性間の性愛描写
画家を虜にし、時に崇拝の対象ともなった穢れなき少年・少女の肢体
「のぞきみ」願望を叶える計算された官能描写
体の一部への偏愛を感じさせる“フェティシズム”の官能
西洋における性の禁忌をカンヴァスに描いた名画群
男の欲望が渦巻く凌辱の名画
4章 ヌードの絵画史
官能性よりも宗教が優先されたヌード絵画の原初の姿
【古代(ギリシア・ローマ)、中世(ビザンティン・ロマネスク・ゴシック)】
芸術復興によって裸体表現が復活し、多様なヌード絵画が生まれる
【近世Ⅰ(ルネサンス・バロック・ロロコ)】
古代と東洋の融合がヌード絵画の絶頂時代をもたらす
【近世Ⅱ(新古典主義(アカデミズム)・写実主義・ロマン主義)】
固定観念を覆した新しい裸婦画のかたち
【近代Ⅰ(印象派・後期印象派)】
世紀末の気分が生んだ象徴的なヌード絵画たち
【近代Ⅱ(象徴主義・ラファエル前派・表現主義・エコール・ド・パリ)】
購入する