2014年7月20日に新装オープンした秋葉原ラジオ会館。
そのニュースは各ネットメディアやマニアのブログで伝えられているので、
詳しくはそちらをご覧頂くとして、
私(編集部の関口岳彦)が7月22日に見てきた、新生ラジオ会館について、主観的に記させていただく。
新装開店3日目となった22日は平日ということだけあり、混雑することなく店舗を見て回れた。
旧ビルにはなかった全階へのエスカレーター。これは便利。
確か旧ビルは3階か4階までしかなったような…。
上階に行くにはけっこう不便だったが、これは多いなる進化。
一般用エレベータは2基に減ったが(旧ビルは搬入用エレベータが使えたので合計3基あった)、
新型だけあって速くなったような気がする。
さて、私の趣味はプラモデル作りなので、スケールモデル店が2店、
ボークスとイエローサブマリンが入店しているのがうれしい。
アキバヨドでは扱いのないマニアックな外国製キットを購入できるのは、専門店の強み。
それが2店も入っているので、ラジ館はスケールモデラーの聖地になるべく要素を多分に含んでいるといえよう。
それはさておき、ラジ館たる由縁であるラジオ。
いわゆる電気関係のショップだが、旧ビルの1階にいた山本無線さんが戻らなかったため、絶滅感が漂うが、実はそうでもない。
2階にはトモカ電気プロショップが入っているので、ラジ館らしさが残った。
しかし、トモカ電気もさすがにラジ館の流れを察知して、壁面にはガチャガチャが並ぶが、店舗内はガチの電気系ショップ。
トモカ電気は旧ビル同様に、ラジ館内で事務所を構え、10階を本社としている。これすごい!
萌えやコミックの潮流に抵抗するがごとく、ラジ館に本社を構えるのはトモカ電気の男気だ。
トモカ電気がラジ館がラジオ会館であることを語り継げる唯一のお店になってしまった。
トモカ電気にはその男気をトコトン貫いていただきたい!
かっこいいじゃん!
ほかにも4店ほど電気&電波系のショップが入っている。
2階には防犯カメラ類の永保堂、
5階には電子パーツの若松通商、清進商会、IN-PuLseと
いずれもオーディオ系を中心にしたショップが入っている。
「ラジ館も変わったな~」と嘆く前に、
新生ラジ館に足を運んでみれば、新たな発見があるよ。
(編集部の関口岳彦)