通勤時間の過ごし方ってみなさんどうしていますか。
電車やバスを使っている人であればラジオライフを読んだり、スマホをいじったりしているのでしょう。
クルマ通勤の人はラジオ&受信でしょうね。
そうそう、「ラジオ番組表春号」が発売になりました。
私の場合は電車のときは本&鉄道無線です。
使用路線はアナログ波なのでまだまだ聞けますよ。
で、1年の大半を利用する単車&自転車の場合はひたすら受信ですね。
自転車のときは受信機を使い、単車のときはFTM-10Sで消防無線+バス無線+盗聴波をスキャンしています。
単車の場合はモービルホイップが使えますので、入感してくる局がケタ違いに多くなります。
先日は茨城県のつくばみらい市の常総消防組合が入感しました。
けっこう遠距離です。
モービルホイップとはいえ標高の低い都内の路上で受信できたので感激しました。
この4月1日で全国にあるいくつかの消防本部がデジ化したとも聞いています。
地元消防が聞けなくなるのは大打撃ですが、
そんなときはアンテナをグレードアップして近隣の消防本部を聞いてみてはどうでしょうか。
新たな発見がありますよ。
特に4月1日でジェノサイドをくらった千葉県の消防マニアは東京消防と横浜消防を聞くようにしてください。
さすがに太平洋岸から受信は困難でしょうが、東京湾側の市であれば十分に受信できます。
内陸部でも、そのぶんだけ標高がありますので、アンテナを改善することで、けっこうなイキオイで聞こえてくるハズです。
標高があるだけに川崎消防や横須賀消防など事案の多い消防本部もターゲットになります。
最初はローカルな地名が認識しにくいですが、すぐになれると思います。
スマホの地図アプリを見ながら消防活動に思いをはせるのは、初心に戻った新鮮さがあるでしょう。
消防無線はいずれデジ化されますが、いまでも聞こえている本部があるわけですから、
あきらめてしまわずにもっと、どん欲に受信しましょう。
さてさて、写真は今朝のひとコマ。
消防無線を聞きながら単車を走らせていると通勤ルート上で交通事故発生の一報が。
東京消防の場合、かなり前から救急無線はデジ化されていますが、
東京消防の場合、かなり前から救急無線はデジ化されていますが、
PA連携になると方面波で出場指令が流れますので、救急車の出場が察知できるわけです。
出場する消防署との位置関係を頭で巡らせて…。
うまくいけば、こっちが先に現着できるかも、と思いました。
PA連携の現状が最初から見られるわけです。
これは千載一遇のシャッターチャンス! 通勤から取材活動へシフト!
するとサイレン音が交差点の先から聞こえてきて、
救急車とポンプ車が赤信号の交差点を緊走していきました。
数十秒遅れて私も現着、251。
救急活動をじゃましないように撮影をします。
実はこういった写真をこまめに撮っておかないと「おもしろ無線受信ガイド」って編集できないんです。
活動中の写真って必要なときに撮れるわけはないので、日頃のストックが大事なんですね。
それもできれば昼間の活動がいいんです。
夜と違ってキレイに写りますからね。
「おもしろ無線受信ガイド」って、実は日々の地味な活動からできる本なのです。
遊びにでかけたときも地元のバスやタクシーを撮影したり、消防本部を見つければ写真におさめます。
イベントや施設警備のガードマンなんかも撮影します。
もう無線にからむ被写体はとにかく撮影。
これが「おもしろ無線受信ガイド」の鉄則なんです。
1年間かけて撮った写真を掲載するのです。
同じようにライター陣も1年間の受信を通じて得た受信ジャンルの変化を書いてもらっています。
受信システム自体は大きくは変わりませんが、
細部においてはいろいろ変わっていることがありますし、
各ライターが受信したエピソードが加わりますので、前号とは違った内容になっています。
受信というのは大いなるマンネリですが、毎年スパイスを加えて味付けをしています。
消防無線、聞けるうちに 聞いておこう
それと自分のなかで聞くべきジャンルを見つけ出すことですよ。
最近はバス無線をよく聞くようになりました。
聞こえなくなった千葉県の市川消防や浦安消防をバス無線でカバーしているんです。
とにかく、なんでもいいので無線が聞けているってことが大事です。
ちなみに一緒に写っているパトカーは200系クラウンです。
とってもラジオライフな写真だと思います。
200系がてんこ盛りの「パトカーマニアックス8」もよろしくお願いいたします。