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葬儀後の主な法要は寺院に事前確認しておくべし

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葬儀後で忘れてはいけないのが、さまざまな法要です。亡くなってから一定の期間に、いくつかの法要を行うことになります。葬儀後の主な法要はまず「初七日」です。本来は亡くなった命日から7日目に行いますが、葬儀の際に初七日の法要を行うケースが増えいているようです。

葬儀後の主な法要は寺院に事前確認しておくべし

葬儀後の法要である一周忌までは喪中

続いての葬儀後の法要は「四十九日」になります。死後49日目に行う法要です。忌明けの法要とも呼ばれ、大きな区切りとなります。四十九日で行うことは、墓への納骨や仮位牌から本位牌への交換などです。

「一周忌」は亡くなってから1年後に行われる葬儀後の法要。一周忌までは「喪中」と呼ばれ、年賀状や正月行事などは控えることになります。

「七回忌」は亡くなってから満6年目に行う法要です。これ以降は、身内のみで行うのが通例になります。「十三回忌」は亡くなってから満12年目に行う法要。「三十三回忌」は命日から満32年目に行う法要でになります。ここで終了するのが一般的です。

葬儀後の法要での寺院などへのお礼

このほか、喪が明けて最初に迎えるお盆を「新盆」(あるいは「初盆」)と呼び、法要を行います。お盆はもともと旧暦の7月15日に行われていたが、明治の改暦後に新暦の8月15日に行われるようになりました。ただし、東京などでは7月15日に行われるなど地域によって異なります。

これらの葬儀後の法要では、それぞれ寺院などへのお礼というかたちで費用がかかります。とくに一周忌までは、亡くなってから比較的短い期間で行われるので、亡くなった時点で葬儀の費用しか用意していない場合などはかなり危険です。きちんとこれらの費用のことまで考えて、準備を進めておくことが大切です。

ただし、注意しなければいけないのは、これがあくまで一例であるということ。宗教や宗派ごとに期間などは変わりますので、故人が亡くなったときにお世話をしてくれた寺院に、事前に確認しておくことをおすすめします。

記事カテゴリ: カルチャー

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