がんの原因としては食品添加物の影響が大きい
WHOの国際がん研究機関が2015年10月に「ハムやソーセージなどの加工肉を食べると、大腸がんになりやすくなる」というショッキングな発表を行ったのは記憶に新しいところ。しかし、がんの原因となるのは加工肉だけではありません。私たちは化学物質まみれの生活を送っているのです。
がんの原因のひとつが化学物質
ハムやウインナーソーセージなどの加工肉は大腸がんの発生リスクを高めることが明らかになりました。しかし、ほかにもタール色素を含む漬けものやアスパルテームを含むガムなど、がんになるリスクを高めていると考えられる食品がいくつもあります。
がんになりたくなければ、それらの食品を避ける必要があるでしょう。今や日本人の3人に1人ががんで死亡しています。また2014年の国立がん研究センターの発表では、男性の60%、女性の45%ががんを発病しているといいます。つまり、2人に1人ががんになっているのです。
がんの原因は、「放射線」、「ウイルス」、そして「化学物質」であることが分かっています。それらが細胞の遺伝子を突然変異させ、その結果として正常細胞ががん細胞に変化してしまうのです。そして、がん細胞が増殖してがんとなるのです。
がんの原因に食品添加物が影響
これらがんの三大原因のなかでも、とりわけ化学物質の影響が大きいと考えられます。なぜなら、今の私たちは化学物質まみれの生活を送っているからです。
添加物、残留農薬、合成洗剤、抗菌剤、殺虫剤、香料、揮発性有機化合物(VOC)、トリハロメタン(水道水中で有機物と消毒用塩素が反応してできる)、排気ガスなどなど、まさしく私たちは化学物質が充満した中で生活し、毎日それらを体内に取り込んでいます。
それらが、各臓器や組織の遺伝子に影響し、細胞ががん化していると考えられるのです。とくに添加物の影響は大きいでしょう。添加物はほとんどの食品に混ざっており、毎日口から確実に入ってきているのですから。