めんつゆはカラメル色素を使用したものに注意
そばやうどん、そうめんなどのつゆとして、市販のめんつゆを毎日使っている人もいるでしょう。ただし、製品によっては、カラメル色素が添加されたものがあるので注意してください。カラメル色素を添加することは、つゆの色を誤魔化すということ。ある意味で消費者を欺くことになります。
高級めんつゆは天然材料で勝負すべし
めんつゆは便利な製品です。これさえあれば、そばやうどん、そうめんなどのつゆが簡単に作れます。需要が多いと見えて各メーカーからさまざまなめんつゆ製品が出ています。
【創味のつゆ】は、かつて「あいうえお高いつゆやけど、かきくけ後悔させしまへん」というテレビCMが流れていためんつゆ製品です。1パック(500ml)で500円前後するので、通常のめんつゆの2倍くらいの価格です。
しかし、調味料(アミノ酸等)とカラメル色素が添加されているため、オススメできません。高級めんつゆをうたうのであれば、かつおぶしやにぼしなど、天然の原材料のみで勝負するべきでしょう。調味料(アミノ酸等)を添加したら、本来のだしの味が失われてしまい、ほかのめんつゆと同じような味になってしまいます。
めんつゆの色はしょうゆの自然な色
さらに、カラメル色素で着色するのは、いかがなものでしょうか。本来のめんつゆの色は、しょうゆの自然な色から生み出されるべきものであって、高級めんつゆをうたうならなおさらです。着色料で色を付けるというのは、めんつゆの色を誤魔化すということでもあり、ある意味で消費者を欺くことになります。
一方、キッコーマンの【本つゆ】や桃屋の【つゆ 大徳利(濃縮2倍)】、【ヤマキ めんつゆ】には、カラメル色素は添加されていません。ただし、調味料(アミノ酸等)が添加されています。できればかつおやこんぶなどの自然な素材だけで、本来のだしの味にしてもらいたいものです。
各メーカーは「調味料(アミノ酸等)を添加しないと売れない」と考えているのかもしれませんが、一度その考えを捨ててほしいと思います。