ガムはアスパルテームとアセスルファムKに注意
ガムは添加物の塊と言える製品で、しかも合成甘味料のアスパルテームやアセスルファムKなどが入ったものがほとんどです。キャンディもアスパルテームが添加されている製品は避けましょう。一方、キシリトールは安全性に問題はないと考えられます。ガムやキャンディの甘味料には要注意です。
アスパルテームは脳腫瘍の可能性
昔は「ガムは虫歯になりやすい」と言われていました。砂糖がたくさん使われていたからです。そのため、砂糖の代わりに、合成甘味料が使われるようになりました。しかし、合成甘味料には危険性の高いものが少なくないので、かえって問題です。
市販のガムのほとんどに使われている合成甘味料が、アスパルテームです。アスパルテームについては、1990年代後半に、アメリカの複数の研究者によって、脳腫瘍を引き起こす可能性があることが指摘されました。
さらに、2005年にイタリアで行われた動物実験では、アスパルテームによって白血病やリンパ腫が発生することが認められ、ヒトが食品から摂っている量に近い量でも異常が観察されました。
アスパルテームを使ったキャンディ
アステルパームに加えて合成甘味料のアセスルファムKが添加された製品もあります。いずれも危険性が高いので避けるようにしてください。キャンディの場合も、【VC-3000のど飴】のようにアスパルテームが添加された製品があります。
【キシリクリスタル ミルクミントのど飴】に使われている甘味料のソルビトール(ソルビット)は、糖アルコールの一種で、もともとは果実や海藻などに含まれている甘味成分。工業的にはぶどう糖やデンプンから作られています。
ソルビトールは、その由来や動物実験の結果から、安全性は高いと考えられます。ただし、ヒトが1日に50g以上摂取すると、下痢を起こすことがあります。
なお、キシリトールはプラムやイチゴに含まれる糖アルコールで、安全性に問題はないと考えられます。