問題の添加物「アセルファムK」を使用したグミ
噛みごたえがあり、コラーゲンを分解したゼラチンが含まれているため、子どもや女性に人気があるグミ。しかし、合成甘味料のアセスルファムKや刺激性の強い香料が使われた製品はNGです。合成甘味料入りや刺激的な香りのグミは警戒したほうがよいでしょう。
アセスルファムKは問題の多い添加物
グミはゼラチンを使うことで、独特の噛みごたえを作り出している製品。ゼラチンは、豚や魚などから得られたたんぱく質の一種であるコラーゲンを分解したものなので、安全性に問題はありません。
ただし、【三ツ矢サイダーグミ】のように合成甘味料のアセスルファムK(カリウム)やスクラロースが添加されたものには注意してください。アセスルファムKは問題の多い添加物です。
また、明治の【果汁グミぶどう】のように人工的で、刺激性の強いにおいのする香料が添加されている製品が多いので、この点も注意してください。「香料」としか表示されていないため、具体的に何が使われているのか分かりませんが、刺激的なにおいによって、人によっては気分が悪くなることがあります。
合成香料のなかには毒性の強いもの
香料は、合成が約150品目、天然が600品目もあって、それらを数品目、あるいは数十品目組み合わせて独特のにおいが作られています。しかし、その製法は企業秘密になっていて、香料を使っている大手食品メーカーですら、正体を知らないケースが珍しくありません。
合成香料のなかには毒性の強いものがいくつもあります。人工的で刺激的なにおいは、合成香料が使われている可能性が大です。天然香料のなかには、コカ(COCA)やヤドリギなど食用でない植物から抽出されたものがあります。
このほか光沢剤は、植物や動物から取れる油状物質のロウがほとんどです。ロウはろうそくの原料としても使われていますが、光沢を出すことができるため、グミや粒ガムなどに使われています。