ウインナーソーセージで大腸がんリスクが高まる
ウインナーソーセージには、ハムと同様に発色剤の亜硝酸Na(ナトリウム)が添加されている問題があります。さらに、製品によっては合成保存料のソルビン酸Kが添加されています。このため、ウインナーソーセージを食べ続けると、大腸がんになるリスクが高まることになるのです。
ウインナーソーセージで大腸がん
ウインナーソーセージにもハムと同様に発色剤の亜硝酸ナトリウムが添加されています。ですから、ハムと同様に発がん性のあるニトロソアミン類が発生します。したがって、亜硝酸Naが添加されたウインナーソーセージを食べ続けると、大腸がんになるリスクが高まることになるのです。
ほかにも、ウインナーソーセージには、注意しなければならない添加物が使われています。たとえば【シャウエッセン】などに添加されているリン酸塩(Na)は、ピロリン酸四ナトリウムとポリリン酸ナトリウムの簡略名です。
ピロリン酸四ナトリウムを1%含むえさをラットに16週間食べさせた実験では、腎障害(石灰化、変性、壊死)が認められました。
ウインナーソーセージの保存料
ポリリン酸ナトリウムを3%含むえさをラットに24週間食べさせた実験では、腎臓結石ができました。またリン酸塩を摂り過ぎると、カルシウムの吸収が悪くなり骨がもろくなる心配があります。
【タコさんウインナー】に含まれる着色料のカルミン酸はコチニール色素の別名。コチニール色素は、南米に生息するエンジムシから抽出された、だいだい色または赤紫色の色素です。
pH調整剤は、食品のアルカリ度や酸性度を調節したり、保存性を高めたりするために使われます。クエン酸やコハク酸、リン酸などの酸が多く、毒性の強いものは見当たりません。
また、保存料のソルビン酸K(カリウム)は、細胞の遺伝子に障害をもたらすことが分かっています。遺伝子に障害が起こると、細胞ががん化する可能性があります。