「オタフクお好みソース」は使わないほうが無難
大手企業のしょうゆの場合、添加物はアルコールのみです。一方、ソースの場合、無添加の製品とカラメル色素を添加した製品があります。もちろん無添加がオススメです。その意味で「オタフクお好みソース」はカラメル色素を含むため使わないほうが無難でしょう。
しょうゆの添加物は安全に問題なし
しょうゆは、大豆や小麦などの原材料を発酵させて作られています。脱脂加工大豆は油を搾った残りの大豆で、たんぱく質や炭水化物が含まれています。日本では大豆の生産は少なく、多くをアメリカや中国などから輸入しています。アメリカでは大半が遺伝子組換え大豆で、それらが日本に入ってきています。
ただし、【キッコーマンしょうゆ】の場合、脱脂加工大豆も、大豆も、原材料名に「遺伝子組換えでない」と表示されています。これは遺伝子組換えでない大豆を分別して輸入し、使っているということです。念のためキッコーマン食品に確認したところ、「間違いなく遺伝子組換えでないものを使っている」とのことでした。
添加物はアルコールのみです。デンプンや糖蜜を発酵させて得られたエチルアルコールであり、安全性に問題はありません。しょうゆの製造過程でもアルコールができるのですが、バラつきがあるため、アルコールを添加して均一にし保存性も高めています。
オタフクお好みソースにカラメル色素
一方、ソースは野菜や果実などの原材料を発酵させることにより作られます。ただし【オタフク お好みソース】のようにカラメル色素が添加されている製品があるので注意してください。
ソースは毎日のように使うものなので、カラメル色素に発がん性のある4-メチルイミダゾールが含まれていた場合、大きな影響を受けることになります。
【ブルドック 中濃ソース】【同ウスターソース】【同とんかつソース】の場合、以前はカラメル色素が添加されていましたが、2006年から使用を停止したため、現在は含まれていません。