カップ麺が体に悪い理由は油揚げ麺と大量添加物
お湯を注ぐだけで食べられるという便利なカップ麺ですが、油揚げ麺の製品は避けたほうがよいでしょう。また、カラメル色素が添加されたカップ麺もなるべく避けるべきです。カップ麺が体に悪い理由は油揚げ麺と大量添加物。どうしてもカップ麺が食べたいならノンフライ麺の塩味を選びましょう。
カップ麺は油揚げ麺が体に悪い
カップ麺は、麺を油で揚げてある油揚げ麺タイプと、油で揚げないノンフライ麺タイプに大別されます。油揚げ麺は、揚げ油が高温になるため、脂肪が酸化しやすくなり、過酸化脂質が多くできてしまうという問題があります。
過酸化脂質は時間の経過とともに増えていくので、賞味期限の長いカップ麺の場合、それだけ多くなってしまいます。過酸化脂質は有害であり、動物実験では成長を阻害し、一定量を超えて与えると死んでしまいました。
人間が摂取すると、胃痛や下痢などを起こすことがあります。ですから、過酸化脂質を多く含む食品は、体に悪いためなるべく食べないほうがよいでしょう。
カップ麺は多量の塩分が体に悪い
【カップヌードル】や【スーパーカップ1・5倍 しょうゆ】【明星 一平ちゃん夜店の焼そば】など油揚げ麺タイプは、過酸化脂質に加えて、多量の塩分(ナトリウム)や、数多くの添加物を同時に摂取することになるため、胃がかなり荒れて体に悪いと考えられます。
またカラメル色素が添加された製品が多く、カラメル色素に発がん性物質の4-メチルイミダゾールが含まれていた場合、がんの発生リスクが高まると考えられます。
一方、【麺づくり 鶏だし塩】のようにノンフライ麺タイプは、過酸化脂質の量が油揚げ麺タイプに比べて少ないという特徴があります。とくに塩味の製品は、通常カラメル色素が添加されていないので、発がんのリスクは低くなります。
「どうしてもカップ麺を食べたい」のなら、ノンフライ麺で塩味の製品を食べるようにしてください。