コーラが体に悪いのはカラメル色素の発がん物質
ジャンクフードの代表格と言えるコーラ。あの独特のコーラ色は、カラメル色素によるものです。そして、カラメル色素には発がん性物質が含まれています。これがコーラーが体に悪い理由です。また、低カロリーの製品には合成甘味料のアスパルテームやスクラロースが添加されています。
コーラが体に悪いのはカラメル色素
コーラを飲み続けていると、がんになるリスクが高まる心配があります。なぜなら、発がん性物質を含むカラメル色素が添加されており、さらに低カロリーのコーラには、発がん性の疑いのある合成甘味料・アスパルテームが添加されているからです。
カラメル色素は全部で4種類(カラメルⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ)あり、カラメルⅢとⅣには、原料にアンモニウム化合物が使われています。
それが色素を製造する際の熱処理によって化学変化を起こし、4-メチルイミダゾールという発がん性物質ができてしまうのです。なお、カラメルⅠとⅡには含まれていないので、それほど問題はありません。
コーラには、カラメルⅢ、またはカラメルⅣが使われているため、4-メチルイミダゾールが含まれてしまいます。ですから、コーラを飲み続けると、4-メチルイミダゾールの影響によって、がんになるリスクが高まると考えられるのです。コーラが体に悪いといわれる理由はここにあります。
低カロリーでもコーラは体に悪い
一方、コーラ飲料の中には甘味料にアスパルテームを添加している製品もあります。アスパルテームは砂糖の約200倍の甘味を持つ合成甘味料ですが、1990年代後半に、アメリカの複数の研究者によって、脳腫瘍を起こす可能性があることが指摘されました。
さらに、2005年にイタリアで行われた動物実験では、アスパルテームによって白血病やリンパ腫が発生することが認められ、ヒトが食品から摂っている量に近い量でも異常が観察されました。
このほか、低カロリーのコーラには合成甘味料のアセスルファムKやスコラロースが添加されていますが、どちらも問題のある添加物です。低カロリーであっても、コーラが体に悪いのは変わりありません。