ザ・フライング・ダイナソーは夕方以降を狙う
うっそうとした木々に囲まれたジュラシック・パーク。映画『ジュラシック・パーク』の世界を再現し、恐竜たちが生きていた太古の自然を擬似体感することができる(樹木はすべて本物)。通路もまるで、化石が埋まった泥が固まってひび割れているかのような路面となっている。話題のフライングコースター「ザ・フライング・ダイナソー」があるホットなエリアだ。
新世代のザ・フライング・ダイナソー
ジュラシック・パークはエントランスからは最も奥に位置しており、サンフランシスコ・エリアとは跳ね橋で、アミティ・ビレッジとはゲートで区切られている隔絶したエリアとなっている。エントランスからはハリウッド・エリアを右手に進み、アミティ・ビレッジを抜けるルートの方が近いが、サンフランシスコ・エリア側からの方が通路の幅が広くて歩きやすい。ランドマークは、映画にも登場した大きな門だ。
ジュラシック・パークの最新ライドである「ザ・フライング・ダイナソー」は、レールの上を走る従来の座席型コースターとはひと味違う、「フライングコースター」と呼ばれる空中を飛び回るコースター。
ゲストはプテラノドン(翼竜)に背中をつかまれたかのように、顔と体が下を向いた状態で、鳥のように空中を猛スピードで進む新世代のジェットコースターだ。
ザ・フライング・ダイナソーが貸切り状態
しかも、ザ・フライング・ダイナソーはただ大空を進むだけでなく、USJのライドで最も高い場所から最も低い地下の暗闇へと急降下し、途中できりもみ回転あり、急旋回で水面に投げ出されるような場面も!
最も高い位置から低い位置の最大高低差が37・8mもあり、ゲストはこの落差を全身むき出しの生身で体感することになる。これまでにない、まったく新しいスリルとドキドキを味わえるのだ。全長が世界最長の1124mもあるため、興奮も長い時間味わえる。
ザ・フライング・ダイナソーは休日ともなれば入園直後から180分待ちもあたり前。土日祝日や学校が夏休み、春休みとなる期間はまともに並ばない方が良い。さらに、修学旅行生にも注意が必要。
ザ・フライング・ダイナソーが貸切り状態になるため、入園者は少ないにもかかわらず一般客が利用できないことがある。こういう場合、修学旅行生が引き上げる「夕方以降」を狙おう。