シニア向け個人年金保険ランキング1位と2位
老後の蓄えをどのように用意するか、人それぞれに考えがあると思います。「公的年金だけでは老後の生活資金が不安」と感じ、個人年金保険を購入したいと考えている人も多いのではないでしょうか。シニア向け個人年金保険ランキングについて、詳しく見ていきましょう。
個人年金保険はシニア世代の老後の備え
個人年金保険は、保険会社などが販売する保険商品の一種で、現役時代に払い込んだ保険料に利子が付いたものを、老後に年金として受け取るのが基本的な仕組み。受取期間や支払い方法、運用方法などによってさまざまな種類があり、ライフプランに合わせて選べるのが魅力です。
個人年金保険は貯蓄性が高く、シニア世代の老後の備えに充分に役立ちます。本格的な株投資などに手を出すのは敷居が高いと考えている人にも、保険であれば、リスクも小さく手が出しやすいといえるでしょう。
個人年金保険には「外貨建て」と「変額型」と呼ばれるタイプがあります。前者は米ドルや豪ドルなど、外国の通貨で保険料を運用するもので、年金額が外貨で確定している商品がほとんどです。
後者は株式や債券を中心に、特別勘定で資産運用をし、運用実績によって将来受け取れる年金額、死亡給付金額、解約返戻金が変動するものです。両者ともリスクとのバランスを考えることが重要となりますが、長期の加入でメリットがでる商品設計のため、長く加入し続けられる予算の範囲内で検討するのが大切です。
シニア個人年金保険ランキング1位
シニア個人年金保険ランキングで1位となったメットライフ生命の「サニーガーデンEX」は、外貨建ての一時払い終身保険。通貨は米ドルまたは豪ドルから選択できます。リスクもあるので、資金に余裕がある人に向いている商品です。老後の余剰資金を作るための手段として選ぶならまさにうってつけの商品です。
シニア個人年金保険ランキング2位の日本生命「スマゾウさんの夢のプレゼント」は外貨建ての変額保険。資産を外貨で運用しながら、簡単かつ計画的に生前贈与ができる保険です。面倒な手続きなしで節税しながら財産を贈与したいと考えている人にオススメの保険です。
ただし、長期的な為替変動を予測する知識が必要となりますので、加入の際は必ず専門のプランナーに相談するようにしましょう。個人年金保険はあくまで老後資金作りの方法のひとつ。その他の金融商品による積立や運用も併用しましょう。