シニア向け医療保険ランキング1位と2位は?
医療保険の基本的な保障内容は、入院給付金と手術給付金の2つ。最近では医療の向上などにより短期間の入院が増えてきたため、日帰り入院から一時金を受け取れるタイプが主流となっています。とくに日帰り入院であっても、入院一時金が5日分など数日分まとめて受け取れる保障がトレンドとなりつつあります。
シニア向け医療保険で備えるべきもの
「入院はなるべく短く、その後の治療は通院で」というのが医療現場の流れ。つまり、退院後も通院を続けるケースが増えており、それに対応して、通院給付金特約を充実させる動きも顕著となっています。
保険料が比較的安く、魅力的な商品も多い医療保険ですが、自分の蓄えでなんとかなるような短期入院や安価な治療に対しての保障はそれほど重要ではありません。
シニア向け医療保険で備えるべきは、金銭的に本当に困ってしまうような負担が大きいケースです。
ポイントとなるのは手術給付金と、1入院あたりの保障日数などの主契約の保障にくわえて、特約やセカンドオピニオンサービスなどの付帯サービス。とくに必要がないはずの保障に何年も保険料を払っていたというケースも決して少なくはありません。自分に本当に必要な保障を見定めた上で保険を選ぶようにしましょう。
シニア向け医療保険なら「新CURE」
なかでもシニア向け医療保険ランキング1位は、オリックス生命の「新CURE」。入院保障が長く最高120日まで、3大疾病なら入院日数無制限保障と、一生涯にわたる保障がかなり手厚くなっています。
また、がんに対しての備えも充実しています。もちろんその分保険料は高くなってしまいますが、「がん診断一時金特約」「がん通院特約」のふたつの特約を追加すれば、この保険1本でがんにも手厚く備えることができます。
シニア向け医療保険ランキング2位となった、チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムDX」も魅力的。短期・長期の医療保障に加え、所定のストレス性疾病などで働けなくなったときの年金保障などもあり、特約を付けることで長期入院のみにも対応できる、カスタマイズ性のある保険です。