飲むヨーグルトはスクラロース添加の製品に注意
「免疫力を高める」「脂肪を減らす」などを謳っている飲むヨーグルトですが、合成甘味料のスクラロースが添加されたものがあるので注意。せっかく健康効果をうたっている飲むヨーグルトなので、選ぶなら添加物の少ない自然な味のものがオススメです。
飲むヨーグルトに合成甘味料を添加
「腸内環境を整える」「免疫力を高める」などの働きがあるとして人気が高い飲むヨーグルトですが、合成甘味料や天然甘味料を添加している製品が少なくありません。【明治プロビオヨーグルトR – 1ドリンクタイプ】に使われている天然甘味料のステビアは、南米原産のキク科・ステビアの葉から抽出された甘味成分です。
昔からステビアの葉は、不妊・避妊作用があると言われていて、それを裏付ける動物実験もあります。一方で、それを否定する動物実験の結果もあり、どちらが本当なのか、よく分からない面があります。
1999年、EU(欧州連合)委員会は、ステビアを体内で代謝してできる物質(ステビオール)が動物のオスの精巣に悪影響を与え、繁殖毒性が認められたとの理由で、使用を認めないことを決めました。
スクラロース入りの製品は買わない
その後、もう一度安全性の検討が行われ、同委員会は、2011年12月から、体重1kgあたり4mg以下の摂取に抑えるという条件付きでステビアの使用を認めました。とはいえ、不安が完全に払拭されたとは言えません。
【恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト】には、合成甘味料のスクラロースが添加されています。また、【明治プロビオヨーグルトR-1 ドリンクタイプ】の低糖・低カロリータイプには、合成甘味料のアスパルテームが添加されています。摂取し続けていると、体に悪影響が及ぶ可能性があるので、避けたほうが賢明です。
飲むヨーグルトの大半は何らかの効果をうたっていますが、スクラロースやアスパルテームなどの合成甘味料入りの製品は買わないのが賢明でしょう。