ファミリー共有で有料アプリや本を家族でシェア
最大6人のメンバー間で、有料アプリや音楽、本を共有できるお得なサービスが「ファミリー共有」。特別な年会費などは一切不要なので、家族にiOSユーザーがいるなら利用を検討してみては。ファミリー共有を始めると、メンバー間でiTunes Store やApp Store で購入した音楽や本、アプリを共有できる。
ファミリー共有でアプリを共有する
ファミリー共有を始めるにはiCloud.comにサインインする。ファミリー共有で管理者となる人のiOS端末で「設定」→「[ユーザ名]」の順に選択し、「ファミリー共有を設定」を押し、「いますぐ始める」を押す。家族と共有したい機能を選択。続いて、画面上の案内にそって、家族に登録案内を送信する。
ファミリー共有で購入済みのコンテンツを共有するには、設定で自分の名前を押し、AppleID の画面に。「iCloud」→「購入アイテムを共有」をオンにする。
本を共有する時は「iBooks」で「購入済み」を押す。左上アカウント名を押すとユーザーの切り替えとなる。アプリを共有する時は、「AppStore」で右上のアイコンでアカウントを開き、「購入済み」としてユーザー名を指定すれば、その人の買ったアプリ一覧となる。
ファミリー共有は管理者が支払う
さらに、ファミリー共有で音楽や映画を共有するには「iTunes Store」で「購入済み」を押す。左側のユーザー指定で、家族に切り替えると家族購入のアイテムが表示される。
いいことばかりに思える「ファミリー共有」だが、利用にあたっては管理者が「家族がiTunes、iBooks、およびApp Storeで購入する項目に対して支払うこと」に同意することが必須となっている。
つまり、ファミリー共有中は他メンバーがコンテンツを購入すると、管理者がApple IDに登録しているクレジットカードから支払うことになるのだ。家計を支える家長が家族のために支払いをひとまとめにする、という状況を想定したサービスであり、信頼できない人とはメンバーにならないよう注意したい。