フレンドシップデーに海兵隊仕様ステルス戦闘機
GW恒例の岩国航空基地フレンドシップデー。国際情勢が緊迫する中、21万人もの来場者が航空ショーを楽しみました。フライトはもちろん、アメリカンな雰囲気を楽しめるのもこのイベントの醍醐味。ピザやステーキを頬張ったり、アメリカ兵と記念写真を撮るなど、フレンドシップデーという名にふさわしい1日です。
2017年フレンドシップデーの目玉
2017年のフレンドシップデーの目玉はなんといっても、アジアで初めて、岩国航空基地に配備された海兵隊仕様のステルス戦闘機F-35Bの登場です。
Bの特徴である垂直着陸などの展示飛行が無かったのは残念でしたが、周囲をフェンスでガードされてはいるものの、地上展示が行われ、間近でじっくりとその勇姿を見ることができました。また、アメリカ軍や自衛隊の航空機に混じって、ワールドツアー中のブライトリングDC-3も地上展示されたのです。
2017年に各地で開催されたイベントの招待者以外で、至近距離からブライトリングDC-3を見られた機会は、日本では岩国航空基地フレンドシップデーだけ。普段は見ることのできない1940年製造の貴重な航空機だけに、その優雅な姿にカメラを向けるファンが多く見られました。
フレンドシップデーで最新鋭戦闘機
フレンドシップデーでは、最新鋭の戦闘機F-35Bが周囲を一巡できるような位置で地上展示されていました。正面が撮れる位置に行列ができていた時間帯もあるほどの人気。航空自衛隊には2018年度から空軍仕様のF-35Aが配備されます。
海兵空陸任務部隊(MAGTF)デモやMV-22オスプレイのフライトでは、爆薬を使用するなどハデさは、さすがはU.S.A.。実際の作戦行動を模したフライトを行ったアメリカ海兵隊 MV-22オスプレイ・レベルIIIデモでは機動力と静粛性を見せました。
全日空はスターフライヤージェットや東北フラワージェットを投入、日本を代表するエアショーパイロット2名のフライトが一度に見られるというのもレア。日米・官民入り乱れたフライトが繰り広げられました。