マイホームの引越し業者は3~4社で競争させる
「直近の引っ越しの際、もっとも面倒だった手続きは?」というアンケートで1位となったのは「ネット回線の手続き」の17.4%。2位は「住所変更(銀行口座、クレジットカード)」で16.1%でした。3位は「住所変更(運転免許証)」の15.7%と、何かと引越しは大変です。知っておくべき引っ越しの基礎知識を見ていきましょう。
3~4社の引越し業者で見積もり競争
引っ越しは時間帯で料金が変わってきます。午後は午前の引っ越しが終わってからの作業になりますから、進行具合や道路の混雑状況によっては予定時間より遅れて業者が到着する可能性があります。
午前はというと、ほぼ予定通りに着くので、タイムロスが生じることはほとんどありませんが、そのぶん料金も安くなりにくいです。安く済ませたい場合は、午後の時間帯を選ぶようにしましょう。
見積もりは複数の業者から取っておく3~4社の引っ越し業者から見積もりをとり「競争」させるのも、料金を下げるうえでは有効な手段のひとつです。同時に見積もりを依頼し、そのなかから選ぶ方法もありますが、まずは1社に打診し、それを次の業者にみせる手もあります。
引越しは荷物を減らすことから始まる
このやり方なら、2社目は1社目よりも安い見積もりを提示する可能性が高くなり、交渉を重ねれば、最初の見積もりよりもグンと安くすることも可能です。ただし、決まった業者が引っ越しを取り仕切る大規模マンションだと、このやり方が通用しない場合もあります。
見積もりが終了し、引っ越し会社が決まれば、いよいよ引っ越し準備の開始。まずは荷物を減らすことから始まると思いますが、料金を抑えたいのであれば、不要物は無料で処分してもらうようにしましょう。
家具や家電はそのまま捨てると、処分料金がかかりますから、まだ使えるものはリサイクル店で買い取ってもらうのがおすすめです。古い家具や壊れた家電でも、無料で回収してくれる業者も。ただし、無料引取には条件があったりするので、かならず事前に確かめてください。