Amazonマケプレ詐欺に遭わないための注意点
2017年春、Amazonのマーケットプレイスで買った商品が届かない「マケプレ詐欺」事件が続発。大問題になりました。マーケットプレイスは、Amazonで業者や個人が店舗を開いて自由に販売ができるシステム。そこで2017年4月頃、PCパーツ・家電・無線機・おもちゃなどが、相場の半額以下で販売されていたのです。
Amazonのマケプレ詐欺で泣き寝入り
しかし、購入しても品物が届かない事例が多発し詐欺だと判明。価格が安過ぎる店では買わないよう呼びかけるなど対策は容易でした。
しかしその数日後、相場より若干安く、店名が日本名というややこしい出品が続出。多くの詐欺出品が混じり、判別が困難な状態に。Amazon側が対策に回るなど尾を引いています。
具体的なAmazonのマケプレ詐欺では、PS4が5,000円以下などかなり怪しい価格設定。ただし小額なので、被害者も泣き寝入りすることが多いとか。価格変動を見ると、2017年4月頃に暴落しているのがわかります。明らかに異常です。
Amazonマケプレ詐欺は出品者も被害
Amazonのマケプレ詐欺で明らかになったのは、出品者側も被害に遭っているという事実でした。詐欺犯は、個人や企業のAmazonアカウントをハッキング。取り引き実績のある店舗や個人になりすまし、安過ぎない価格に調整し詐欺を続けていました。
いくら注意深い人でも、これでは詐欺かどうかの判別が付きません。また、購入者は商品が届かないばかりか、住所やクレジット番号といった個人情報が盗まれている可能性も…。
マケプレ詐欺は、30万円以下ならAmazonから返金を受けられます。しかし、1度流出した個人情報は戻りません。被害を防ぐには、信頼できるショップを選ぶのが1番の対策なのです。若干高くても、Amazonが販売する商品なら安心して買えるでしょう。
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