マンションを購入するときは周辺環境も確認する
マンションを購入するときも、戸建てと同じように周辺環境や土地についての事情を確認する必要があります。たとえば、周辺に空き地や古い工場、駐車場といった広いまとまった土地がある場合は、再開発が行われて周辺環境がガラリと変わってしまう可能性もあり得ます。マンションといえども、購入前には周辺環境をしっかり確認しましょう。
マンション周辺の自然環境の充実度
マンション周辺に広いまとまった土地がある場合は、商業施設などができて便利になるかもしれませんが、購入したマンションよりも高い建物ができたり、人が多くなって住みにくくなる場合もあります。
ほかにも、公園などの自然環境の充実度、隣接する幹線道路や鉄道の有無と騒音・混雑状況、高圧電線や工場といった嫌悪施設の有無などの確認は必要でしょう。
さらに、最寄り駅までの交通手段と所要時間、スーパーなど買い物施設の有無、近くに役所や学校などがあるかどうかも大事なポイントになります。実際に生活することを考えて、検討するようにしましょう。
マンション周辺の災害リスクも確認
また、マンション周辺の災害リスクも確認しなければなりません。最近は湾岸エリアの高層マンションが人気ですが、首都圏の直下型巨大地震が発生した場合、高い確率で液状化現象が起きると考えられています。
ほかにも、台風や集中豪雨といった水害リスクにも気をつけることが必要。不安な人は、エントランスに階段を設けて道路面よりも高くしていたり、駐車場の進入路が道路から上り坂になっているなど、浸水対策が施されたマンションを選びましょう。
購入予定のマンションの下見をする際は、近隣の人に声をかけてみるのも手。世間話のついでに、どんな住民が住んでいるのか、近隣の治安のよさや、おすすめの場所などが聞ければ理想的です。
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