リノベーションは入居前から購入費用のローン
リノベーションの一般的な費用としては、新築よりは安く、リフォームより高くなるくらいですが、具体的な金額は求める機能や工事の内容次第。長く住むことになるマイホームなので、耐震性や耐久性も高めたい、高性能住宅にしたいといった希望を持つ人も多くいますが、機能を求めれば、当然ながらそれだけ高額になります。
リノベーションのための工事費用
リノベーションは理想を追い求めることも大切ですが、現実に払える金額とのバランスを考えることが大切です。
なお、物件の購入費用だけでなく、リノベーションのための工事費用は住宅ローン控除の対象に含まれています。この金額まで考えれば、新築よりはずっとお得になるという人もいるでしょう。
次に問題となるのが、入居までの期間。条件に適う中古物件を探すところから始まり、工事内容を決め、実際に工事を完成するまで入居することはできません。
リノベーションを行うのは物件購入後
しかし、リノベーション工事を行うのは物件購入後のこと。工事自体も、大規模な分だけリフォームより長期化してしまいがちです。住宅購入に対するローンは物件の引き渡しの時点から発生することになるので、入居前から購入費用分の住宅ローンは支払うことになります。
工事が始まってから完成までの期間は、そのときの住まいへの家賃と、住宅購入に対するローンの支払いを同時に行う必要が出てくる可能性もあるので注意が必要です。
この期間全体の大まかな目安としては、物件探しを含めて、短くとも半年程度はかかると考えられています。くれぐれも生活上の問題がないように、その期間のローンの支払いなども含めたスケジュールを考えておかなければいけません。
記事カテゴリ: カルチャー