不動産登記は司法書士に任せるのが得策な理由

Tweet

Check

不動産登記の目的は、持ち主を明確化させることにあります。なぜ登記が必要になるのかといえば、まず、自分の土地だと法的に証明することができなければ、住宅ローンを借りることもできないからです。全額自己資金で購入した場合も、登記がされていない場合は税金の控除が受けられません。不動産登記の手続きを見ていきましょう。

不動産登記は条件によってさまざま

極端なことをいえば、登記がされていない土地は、誰かほかの人に「ここは自分の土地だ」といわれてもそれを否定することができないということです。

不動産の登記は、買った相手のほか、土地のみか建築物込みか、新築なのかなどの条件によって、必要な登記内容と費用が異なってきます。専門的で難しい内容ですから、基本的には司法書士に依頼することになります。

不動産の登記には、司法書士への報酬と、登録の際に発生する税金分が費用として必要です。税金額には差が出ませんが、司法書士への報酬はどこに依頼するかによって大きく変わってきます。

不動産登記された情報は一般公開される

なかには費用がかかるので、自分で登記をしようと考える人もいますが、家づくりと並行して行うのはとても大変なのでおすすめできません。一から勉強するよりも、その時間を信頼できる司法書士探しに使った方が効率的です。

また、登記された情報はその後、登記所で一般公開されることになります。どこに誰がなにを建てているのかについては、すべて一般公開されていて、閲覧できるようになっています。

土地の場所、建物の詳細情報、持ち主の名前など、建物に関する大事な情報が載っていますから、気になる物件がある場合は、積極的に登記簿謄本を取り寄せて調べてみるのもよいかもしれません。