介護・認知症保険は保障対象になる状態を確認

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要介護状態に認定されると、公的な介護保険から支援があり、介護にかかる費用の自己負担は１～３割になります。しかし、なかなかそれだけでは賄いきれないのが現状。そのときにカバーできない部分を補う方法のひとつが「民間の介護保険」です。介護・認知症保険ランキングを見ていきましょう。

介護・認知症保険１位は「あんしん介護」

民間の介護保険は年齢や原因を問わず、介護認定されれば給付されるのが特徴です。しかし、給付タイプや給付条件などの内容はさまざま。保険会社が定める介護状態が一定期間続いた場合に介護認定され、介護一時金または年金が支払われる仕組みが一般的です。

給付条件である介護状態のレベルは各社で異なりますが、なかには公的介護保険制度に連動する商品もあります。要支援１でも給付されるものから、要介護２や３以上のものまでさまざまなので、介護状態と認められる介護レベルがどれになるのか、必ずチェックしましょう。

介護・認知症保険ランキング１位となった朝日生命の「あんしん介護」は公的介護保険制度に連動し、「要介護１以上」で介護年金が支払われます。一般的な介護保険は「要介護２以上」を要件としているものが多いため、要介護１から保険料の払い込みも免除となる「あんしん介護」の保障は、評価できるポイントです。

介護と同じく心配を抱く人が多い認知症

このほか、医療保険や終身保険、収入保障保険などに特約として介護一時金特約を付加する保障のかたちもトレンドとなっています。

その代表が、介護・認知症保険ランキング３位にランクインした損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「新・健康のお守り」。入院給付金額１万円で契約した場合、介護一時金特約が２００万円となり、要介護１以上で支給されます。

介護と同じく、心配を抱く人が多いのが認知症に対するリスクでしょう。国も認知症に対して施策を打ち出してはいますが、それはあくまでも最低限のもの。認知症保険に加入するのもひとつの手です。

介護・認知症保険ランキング２位の損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「リンククロス笑顔を守る認知症保険」は、軽度認知障害（ＭＣＩ）と診断されたら一時金が受け取れる保障が魅力的な商品。超高齢化社会に合わせた最新の保険です。