住宅金融支援機構の返済方法変更メニュー3つ
住宅ローンは、油断をすると自分の返済能力を超えて、借りすぎてしまうこともあるため、要注意です。無理なく返済できる計画のつもりでも、じつはギリギリの状況だったということも少なくありません。住宅ローンの返済が難しくなった時は、すぐにでも相談することが大切です。住宅金融支援機構の返済方法変更メニュー3つを見ていきます。
住宅ローンが大きな負担となってしまう
生活にさまざまな変化が起きることによって、住宅ローンが大きな負担となってしまうこともあり得ます。たとえば、購入当初は共働きの夫婦ふたりだったのが、子どもを入れての4人家族になる可能性もあります。
教育費が想像以上にかかり、切り詰めても追いつかない場合は、「家なんて売ってしまって、賃貸に住もう…」と思うことさえあるかもしれません。
それに加えて、予期せぬ大病を患った場合や、会社の倒産など、自力ではどうしようもないことが起きる可能性もあります。住宅ローンの支払いが困難になったら、一体どうしたらよいのでしょう?
住宅金融支援機構に3つの返済方法変更
まず一番最初に考えるのは、借入先の金融機関に相談することです。世間体を気にして、なかなか相談できない人もいるかもしれません。しかし、先延ばしにしても支払えないことに変わりありません。そして、支払えないのであれば結果として待っているのは、差し押さえや任意売却です。
それでも残債が残っていると借金生活は続きます。自宅の貸出や返済額の軽減、返済期間の延長など、対策が早ければ早いほど、打てる手も増えます。
住宅金融支援機構では、返済方法変更のメニューを3つ用意しています。返済期間の延長、一定期間の返済額減額、ボーナス返済が負担になっている場合のボーナス返済額の変更・停止です。
3つのプランは同時に組み合わせることも可能。いずれにしても、返済が難しいと感じたら、すぐにでも相談することが大事です。借金をさらに増やすことが一番の問題となります。