手ぶらでいってもOK!物件内覧会の確認ポイント
物件内覧会にかかる時間の平均はマンションが1~3時間、戸建てが4~5時間です。マンションの場合はチェック箇所が室内やベランダなどに限定されますが、戸建ての場合は外装や床下、さらには屋根裏部分までチェックが及ぶため、長時間を要します。そのため、建築士などに立ち会ってもらう際の費用も戸建ての方が高くなります。
内覧会は手ぶらでいっても問題ない
内覧会は、基本的に「入室」「設備の説明」「各部屋のチェック」「気になる箇所を確認」という流れで進んでいきます。途中で間取りを変更した人は、正しい間取りになっているかどうかも要確認です。
まずは業者側から内覧会の日程確認の連絡がきますが、入居者が多いマンションの場合は時間も指定されることが多くなります。なかには早く済ませようと急かす業者もいますが、買主にとっては一生に一度あるかないかの大きな買い物ですから、遠慮せずにしっかりとチェックを行いましょう。
内覧会は手ぶらでいっても問題ありませんが、できれば自分で家をチェックするための道具を持参したいもの。内装や外装をあとで写真チェックできるデジカメ、測定用のメジャー、担当者の説明をメモするノートやペンなどです。
内覧会はマンションと戸建てで異なる
また、内覧会はマンションと戸建てで内容が異なります。マンションの場合は、不動産業者だけでなく施工会社の担当者も立ち会い、一緒に傷や不備の有無を確認してくれます。また、内覧会ではスイッチや給湯器などの設備、共有部分についての説明を最初に行うことが多くなります。
一方、戸建ては注文住宅と建売住宅で事情が異なります。注文住宅の場合は施工担当者がサポートしてくれますが、建売住宅は「建っているものをそのまま売る」というスタンスなので、販売業者しか立ち会わないことが多くなります。
なかには「排水管がつながっていない」といった致命的なミスが見つかったりすることもあるので、住宅のプロに同行してもらった方が安心です。