冷凍食品は加工肉入りは避けるのがおすすめ
冷凍食品の特徴は、保存料を添加していないのに長期間保存できることです。ただし、発色剤の亜硝酸ナトリウムが添加されたハムやソーセージなどを含む製品が少なくないので注意が必要。冷凍食品はハムやベーコンなどの加工肉入りのは避けるのがおすすめです。
冷凍食品は亜硝酸ナトリウムに注意
スパゲッティやピザなどの冷凍食品には、ハムやソーセージ、ベーコンなどが入っているものが多いので、注意してください。それらには発色剤の亜硝酸ナトリウムが添加されているため、発がん性のあるニトロソアミン類ができている可能性があるからです。また、胃の中でニトロソアミン類ができることも考えられます。
ハムやソーセージなどが使われていない冷凍食品でも調味料(アミノ酸等)や加工デンプンなどは必ずと言っていいほど使われています。味付けや加工に不可欠だからです。
【味の素 ギョーザ】に使われている乳化剤は、水と油など混じりにくい液体を混じりやすくするためのものです。冷凍食品では、この乳化剤にも注意が必要になります。
冷凍食品などで使われる乳化剤
冷凍食品などで使われる合成添加物の乳化剤には、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ステアロイル乳酸カルシウム、ステアロイル乳酸ナトリウム、オクテニルコハク酸デンプンナトリウム、クエン酸エチル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリソルベート20、ポリソルベート60、ポリソルベート65、ポリソルベート80があります。
前の5品目はもともと食品に含まれている、またはそれに近い成分なので、安全性にほとんど問題ありません。しかし、オクテニルコハク酸デンプンナトリウムとクエン酸エチルは、安全性が十分に確認されていません。
残りの5品目については、安全性に問題があります。とくにポリソルベート60とポリソルベート80については、動物実験の結果から発がん性が疑われています。ただし、「乳化剤」という一括名しか表示されないので、どれが使われているのか分かりません。