袋入り即席麺はノンフライの塩味を選ぶのが正解
袋入り即席麺にはカップ麺同様、油揚げ麺とノンフライ麺があります。油揚げ麺は脂肪が酸化しやすくなり、過酸化脂質が多くできてしまうという問題があります。ノンフライでカラメル色素を含まない製品がオススメです。【マルタイラーメン】はカラメル色素を含みますが、添加物は少なめです。
即席麺も油揚げ麺とノンフライ麺
カップ麺同様、袋入り即席麺も油揚げ麺とノンフライ麺に大別されます。以前は【明星 チャルメラ しょうゆラーメン】や【サッポロ一番 みそラーメン】などに代表される油揚げ麺が主流でした。
しかし【マルちゃん正麺】の大ヒットにより、ノンフライ麺が主流になってきました。ノンフライ麺タイプには、ほかに【日清ラ王】や【サッポロ一番 グリーンプレミアム0(ゼロ)】などがあります。
【マルちゃん正麺】は、塩味のほかに醤油味や味噌味、冷し中華などがありますが、いずれもカラメル色素が使われています。したがって、できれば塩味を食べたほうがよいでしょう。
即席麺のかんすいで胸やけを起こす
即席麺に使われているかんすいは、ラーメン独特の風味や色合いを出すために添加されているもので、炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなど16品目のうちから1品目以上が使われます。全般的に毒性は低いのですが、多量に摂取した場合、胸やけを起こすことがあります。
またクチナシ色素は、クチナシ黄色素のことです。クチナシ黄色素をラットに体重1kgあたり0・8~5gを経口投与した実験では、下痢が見られ、肝臓の出血と肝細胞の壊死が認められました。
クチナシ黄色素に含まれるゲニポサイドという物質が腸内で変化して、毒性を発揮すると考えられています。ただし、この投与量は、体重が50kgの成人に単純換算すると40~250gもの量になります。
袋入り即席麺を好んで食べている人は多いでしょう。購入の際には、ノンフライで、できればカラメル色素を含まないものを選んでください。