「漢字・カタカナ・ひらがな生保」のほかは何?
民間の生命保険会社は、大きく分けると、漢字生保、カタカナ生保、ひらがな生保、かんぽ生命、ネット生保の5つに分類されます。基本的に保険会社は、漢字とカタカナとひらがな、どれが名前の表記に使われているかによって「漢字生保・カタカナ生保・ひらがな生保」に分類可能。かんぽ生命とネット生保を見ていきましょう。
かんぽ生保は郵政民営化でリニューアル
「漢字生保・カタカナ生保・ひらがな生保」の分類とは外れますが、かんぽ生命保険も忘れてはいけません。もともと郵便局が運営していた簡易生命保険だったのですが、2007年の郵政民営化でリニューアルされて誕生しました。
とはいえ、基本的な内容は以前のものを継承。契約者ひとりにつき加入限度額は1000万円で、職業がなんであれ加入することができます。
さらに新しい商品の種類として、インターネットでの販売を専門としているネット生保もあります。アクサダイレクト生命や、ライフネット生命などが代表的です。
ネット生保は基本的に掛け捨て型で割安
以前はインターネットでできるのは、資料の請求などまでだったのですが、これらの保険では、本人確認書類の送付など一部の手続きを除いて、申込みから契約までほとんどすべての手続きについて、インターネットだけで完結できるようになっています。
なお、現状として、ネット生保は基本的に掛け捨て型で割安の保険が中心ですが、最近はほかの会社のネット生保進出も進んでいます。扱う商品の種類もこれから増えていく可能性は高いといえるでしょう。
民間生命保険業者は、当然ながら保険のセールスを行っています。それぞれに販売を行っている窓口や、力を入れている販売方法などにも特徴があります。右の表にその点も含めてそれぞれの特徴をまとめたので、確認してみてください。
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