健康診断が経過観察でも医師の一筆で加入できた
医療保険の加入審査にはいくつかの基準がありますが、それは少なからず医師の判断の影響を受けることになります。健康診断の「経過観察中」という記載について、医師に一筆書き添えてもらうことによって、問題なく保険に加入できたという事例を見ていきましょう。
健康診断書に「経過観察中」という記載
今年で60歳を迎えたYさんは、老後の生活のために保険の見直しを行っていました。そこである保険会社に加入手続きを行ったのですが、なぜか申請は引受不可。その理由について、お世話になっている保険アドバイザーに相談したところ、健康診断の結果が関わっているのではないかといわれました。
そこで改めて自分の健康診断書を確認してみると、「経過観察中」となっている箇所があったのです。保険アドバイザーからは、可能であれば医師に診断書を書き直してもらうほうがいいとのこと。このままでは、どの保険会社でも、受け入れてもらえないだろうといわれました。
医師からの一筆あることで問題なく加入
その話を受けて診断を受けた医師に相談すると、「経過観察中」は彼女が以前かかった病気が気になったため、念のためにとつけたものとのこと。具体的に大きな問題があるわけではないと判明しました。そこで医師に保険の審査に関することを伝えたところ、問題がない旨を一筆書き添えてもらえることになりました。
そして、医師の言葉をつけて、アドバイザーからすすめられた保険に申請を出したところ、あっさりと加入することができたのです。じつのところ、保険会社でも厳密に本人の健康状態を把握できるわけではありません。
医師からの助言や指摘などによって判断している部分が大きいので、健康診断書などに問題があっても、医師からの一筆あることで問題なく加入できる場合があるのです。
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