WindowsパソコンのサインインはPINが簡単
Windowsパソコンを利用するとき、誰が使うのかを識別・認証するのが「サインイン」だ。これによって第三者にパソコンを勝手に使われるのを防ぐことができる。逆に、パソコンを使い終わったときにサインイン状態を解除することを「サインアウト」と呼ぶ。Windowsパソコンのサインインを詳しく見ていく。
Windowsパソコンのサインイン設定
1台のWindowsパソコンに複数の利用者がいる場合、ほかの人のデータを勝手に見たり変更できると、プライバシーが守れない。そこで、誰が使うのかを明確にするのが「サインイン」だ。スタートメニューでアカウント画像をクリックすると、サインアウトしたり一時的に他のユーザーに切り替えたりできる。
サインインにはパスワードを使うのが基本だが、「設定」の「アカウント」にある「サインインオプション」で別の方法を追加することも可能だ。
使用中のパソコンがすべてのオプションに対応していれば、顔認識が最速で、次点が指紋認証だろう。ただし、これらは対応ハードウェアが必須なので、使えない場合はPINが最速となる。ピクチャパスワードも設定によっては意外に速い。
PINを使ってサインインできる設定
Windowsパソコンのサインインするたびに長いパスワードを入力するのが面倒に感じられたら、PINを使ってサインインできるように設定しておくといいだろう。顔認識や指紋認証が利用できない環境では、もっとも簡単にスピードアップできる方法だからだ。
また、PINコードはパソコンとセットで登録されるので、パスワードと違って他のパソコンからのサインインに悪用される危険性はないので安心だ。
「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」を開き、「PIN」の「追加」をクリックする。続けて、アカウントのパスワードを入力しよう。「PINのセットアップ」画面が表示されたら、同じ暗証番号を2箇所に入力してから「OK」をクリックする。