Windows10メールアプリを使えるようにする
Windows10では、付属の「メール」アプリを利用してメールを送受信できます。ここでは「メール」アプリを使い始めるまでのアカウント登録の手順について説明します。「メール」アプリでは、Microsoftのメールサービスをはじめ、Gmailやプロバイダーなどのメールも利用できます。
Windows10「メール」対応アカウント
Windows10付属の「メール」アプリでは、複数のアカウントを追加して使い分けることも可能です。「メール」アプリの対応アカウントと起動方法を見ていきましょう。
「メール」アプリが対応するアカウントは、次のように分類できます。アカウントの種類によって、設定方法が異なります。「Outlook.com」はMicrosoftが提供しているメールアカウント。「@outlook.jp」「@outlook.com」「@hotmail.co.jp」「@live.jp」といったアドレスが使えます。
「Exchange」はMicrosoftのEAS(Exchangeサーバー)を利用したメールアカウント。企業などで使用されています。「Google」はGoogleのメールサービス「Gmail」のアカウント。アドレスの末尾が「@gmail.com」で終わるものです。
「iCloud」はAppleがiPhoneやMacなどのユーザー向けに提供するサービス「iCloud」のメールアカウント。「@icloud.com」のほか、「@me.com」「@mac.com」といったアドレスがあります。
「その他のアカウント」は、Yahoo!など上記以外のメジャーなサービスのアカウント。POPとIMAPに対応しています。ユーザー名とパスワードだけで簡単に設定可能です。「詳細設定」はプロバイダーなどの一般的なメールサービスに対応。メールサーバーなどの情報を手動で入力して設定する必要があります。
Windows10の「メール」アプリを起動
Windows10の「メール」アプリの起動は、アプリのスタートメニューで「メール」アプリのタイルを左クリックするか、タスクバーにある「メール」アプリのアイコンを左クリックします。
なお、Microsoftアカウントを使ってサインインしている場合や、すでに「メール」アプリにアカウントが登録してある場合は、タイルに受信メールのプレビューが表示されることがあります。
「メール」アプリの初回起動時には、「アカウントの追加」画面が表示されます。Microsoftアカウントでパソコンにサインインしている場合、自分のMicrosoftアカウントを左クリックすれば、すぐに使い始められます。
別のメールアカウントを使いたい場合はその種類を左クリックして設定します。なお、あとからアカウントを追加することも可能です。
「すべて完了しました。」と表示されたら、「完了」を左クリックします。これでメールを送受信できる状態になりました。