Windows10「近距離共有」でファイルを送信する
Windows10の「近距離共有」とは、2台以上のパソコン間でファイルや写真、ウェブサイトのリンクなどを送受信できる機能です。ファイルなどをやり取りすることが多い人には大変便利な機能です。近距離共有を使うには、共有元と共有先の双方のパソコンで設定アプリを開き、「近距離共有」を有効にする必要があります。
Windows10で「近距離共有」を設定する
Windows10で「近距離共有」を設定するには、設定アプリで「システム」を開きます。「共有エクスペリエンス」を左クリックし、「BluetoothとWi-Fiを使って近くのデバイスとコンテンツを共有する」をオンにします。
共有できる相手をすべてのユーザーにする場合は「近くにいるすべてのユーザー」、自分のMicrosoftアカウントでサインインしているパソコンのみにする場合は「自分のデバイスのみ」を選択します。
受信したファイルの保存先を変更する場合は、「変更」を左クリックして保存するフォルダーを選択します。
近距離共有を使う場合、共有元と共有先のパソコンでBluetoothをオンにし、同じWi-Fiルーターに接続している必要があります。近距離共有ができないときは、これらの項目を確認してください。
クイックアクションに近距離共有を追加
Windows10では共有元と共有先のパソコンで近距離共有が有効になっていると、「共有」からファイルやウェブサイトのリンクなどを相手に送ることができます。
相手に送るファイルを右クリックし、「共有」を左クリックします。ウェブサイトのリンクを送るときは、Edgeで「共有」アイコンを左クリックします。
共有メニューが表示されるので、送信するパソコンの名前を左クリックします。相手のパソコンに通知が届くので、「保存」を左クリックします。ファイルをすぐに開く場合は、「保存して開く」を左クリックします。なお、初期設定では、送られてきたファイルは「ダウンロード」フォルダーに保存されます。
Windows10では、アクションセンターのクイックアクションに「近距離共有」を追加しておくと、近距離共有のオン/オフをすぐに切り替えられます。クイックアクションに追加するには、設定アプリで「システム」を開き、「通知とアクション」→「クイックアクションの追加または削除」の順に左クリックし、「近距離共有」をオンにします。