夏目友人帳のニャンコ先生は友人帳に名前はある
夏目友人帳では夏目の「自称」用心棒のニャンコ先生ですが、そもそも友人帳にニャンコ先生は名前はあるのでしょうか? ニャンコ先生は友人帳に名前はあるのかを検証していくと、友人帳に名前のある可能性は濃厚なのでした。詳しく見ていきましょう。
夏目友人帳のニャンコ先生の映像表現
夏目友人帳でニャンコ先生は「その中に私の名はないよ」と言っていますが、第一話において、ニャンコ先生が友人帳について語る時には、独特の映像表現がされています。
「だからこそここら一帯の妖怪は夏目レイコを探しまわっているのだ」というコマでは、背景の襖に斜め上に伸びるくっきりとした影が描かれています。
また、屋外での木の葉の影が、それまでスクリーントーンだったものが、「友人帳に名前はあるのか?」と夏目に問われ「さあ? 試してみるかい?」と答えるコマだけは、真っ黒になっていて、ニャンコ先生の黒い影と溶け合っています。
ニャンコ先生が友人帳に記されている
こうした特殊な光と影の演出は、夏目に語っている内容に「何か思惑(隠し事?)がある」場合の表現と考えられますので、ニャンコ先生の言葉をそのまま信じることはできません。
ニャンコ先生は「レイコは妖怪相手に憂さ晴らしをはじめたのさ」と語っていますが、レイコ自身には「禁術」である友人帳に負けた妖の名前を書かせていた意識はなく、サイン帳としてしか認識していなかったことも知っていたはずなのです。
もしかしたら、ニャンコ先生は、わざと真実とは違うことを言っているのかもしれません。そうすると、ニャンコ先生の名前が友人帳に記されている可能性も、濃厚です。
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