フラット35・フラット35S・フラット20の違い
住宅ローンでよく耳にする「フラット35」は、返済期間が35年間の固定金利型の準公的な住宅ローン。そのメリットはなんといっても計画が立てやすいうえに借りやすいこと。金利の高さが難点ではありますが、一昨年からの改定で団信保険料が組み込まれたことで利点が増えました。また、返済期間が20年間のフラット20なら、より低金利での借入が可能です。
フラット35は2003年からスタートした
人気の「フラット35S」は、耐震性や省エネ機能を取り入れた「長く住めるいい家」に対して、一定期間(5年・10年)低金利で融資をするという制度です。
いまではほとんどの金融機関でフラット35の取り扱いがありますが、じつは準公的なローンとはいえ、取り扱い先によって金利や手数料など、内容に若干の違いがあります。
「フラット35」は、2003 年からスタートした住宅ローン。住宅金融支援機構と提携することによって、従来は民間の金融機関にとってハイリスクだった全期間固定金利を実現しています。
フラット35Sは2007年から開始した
現在、これまでは返済とは別に毎年支払う必要のあった団信の保険料も、金利に含まれるようになって一体化し、住宅ローンがさらに利用しやすくなりました。
「フラット35S」は2007年から「優良住宅取得支援制度」として開始されている住宅ローン。その名の通り、省エネルギー性や耐震性などの基準をクリアし、質の高い優良住宅として認められた場合、一定期間借入金利が引き下げられるというものです。
ただし、年度ごとに募集枠が設定されているため、それに達した時点で受付終了となりあmす。
フラット35は35年内に返済するローンですが、20年以内に完済させる「フラット20」もあります。フラット35よりも低金利のため、総返済額を低く抑えられる点がメリットです。
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